アーユーボワン！
ズッポシ。
こんなところに穴が空いてるなんてねえ。。。
スリランカトラップ。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,674人（前日比 9人増）、死者 11人（増減なし）。
カンダカドゥ麻薬受刑者リハビリセンターの
クラスター関連では 1人増。
他は中東からの帰国者。
大統領は、政府・民間セクターのトップは、
組織内での保健ガイドラインの遵守に説明責任を負うと述べた。
保健当局は、今週中にガイドラインを
政令として公示するよう調整中。
医療分野の専門家で構成する複数の団体が、
コロナウイルスの一般社会でのコミュニティ感染が
「差し迫っているか、すでにあると疑わざるを得ない」とし、
「その危機はないと偽っている政府に迅速な対策」を要請。
スリランカのビジネスニュース
6月の購買担当者景気指数（PMI）は強く反発。
製造業の雇用は改善したが、
サービス業では引き続き損失を示し、雇用は停止。
製造業 PMI：2020年5月 49.3 → 6月 67.3
サービス業 PMI：2020年5月 43.1 → 6月 50.4
・製造業 PMIの上昇は、製造業（特に食品・飲料、繊維、アパレル縫製）での生産・新規受注・雇用の改善に支えられている。
・サービス業 PMIも、国内旅行の解禁、卸売・小売業や金融サービスの増加により上昇したが、貿易減や国外旅行規制の影響、雇用減が見られる。
7月15日（火）の政府短期証券の入札は急落。
総額 295億ルピー（約177億円）を募集、落札。
【利回り】
91日満期もの：4.65%
182日満期もの：4.75％
364日満期もの：4.91%
スリランカ中央銀行の通貨理事会の委員に、
大統領顧問の サンジーヴァ・ジャヤワルダナ氏、
元中央銀行副総裁のラニー・ジャヤマハ氏、
化粧品会社 Nature’s Beauty Creations Ltd 会長のサマンサ・クマラシンハ氏を任命。
中央銀行プレスリリース：
Appointments to the Monetary Board – Mr Sanjeeva Jayawardena PC, Dr (Mrs) Ranee Jayamaha and Mr Samantha Kumarasinghe
参考：6月25日のニュース
7月15日（水）、コロンボ株式市場（CSE）は、
前日比で、インデックス株式指数（ASPI）は 0.61% の下落、
代表銘柄株式指数（S&P SL 20）は 0.83% の下落。
コロナ危機の落込み以降、
アジア新興国の株式市場が上昇するなか、
スリランカ株式市場は遅れ。
ノンバンク金融機関の業界団体は、
不当な悪い評価を受けているとして、
業界の事業活動改善に広範な規制改革を求めた。
・ノンバンク業界は、インフォーマルセクターと金融システム全体との間のギャップを埋める上で重要な役割を果たしている。
2019年時点で、資産1.3兆ルピー（約7,800億円）、推定700万人の顧客にサービスを提供。32,000 人以上を雇用。
・従来の商業銀行が貸出を行わない、ハイリスクな利用者に貸出を提供。ノンバンクの役割がなければ、多くの経済セグメントが苦戦、生産性と経済成長が大打撃を受ける。
・ノンバンク業界はコロナ対策として、50万件以上の債務返済モラトリアムを自発的に付与。抵当権停止や支払い延長を行い、年間約160億ルピー（約96億円）を納税。
・総人口の少なくとも50％にあたる「ピラミッドの底辺」へのサービスをカバーしているが、ノンバンク業界は批判され、不当に悪評を受けている。高リスクの貸し手への融資であり、資金コストや間接費が高く、高めの金利となることを理解される必要がある。
・ノンバンク業界に複数の問題があったことを認める。当局に対し、既存の抜け穴を埋める新たなマイクロファイナンス法を制定するよう求めた。また、リース資産の第三者への違法な譲渡の禁止のほか、会計基準や法的枠組みの調整、苦情処理改善、金融オンブズマンのサービスの利用、地域的なオンブズマンサービスの確立なども求めた。
大統領は、2021年から2030年を
「スリランカの技能開発の10年」にすると宣言。
・「技能開発の10年」は、スリランカの一般・高等・専門・職業の各教育部門を変革することで、未熟練労働者数を10％まで減少、グローバル専門技術者を創出、スリランカをアジアにおける人材開発の中心地に位置づけ、国家開発アジェンダを指揮するデジタルと未来志向の市民を育成することを期待。
・教育部門の変革は、外国投資と留学生を誘致し、熟練した移民労働者による外国送金の増加で、スリランカに収入をもたらすとも期待。
・大統領は、国の最も貴重な資産は将来の世代であり、政府の第一の責任は、人材を開発し、幸せな家庭生活とスリランカの法を守る社会につながるよう、全国民が潜在能力を発揮して豊かで充実することと強調。
10年単位で技能・人材の教育開発に取り組む、と。
すぐに結果が出なくとも、長い目で考えると必須の政策。
それだけ大統領の目には、この国の人材・労働力の
問題は大きいということなんでしょう。
財務省は、国営スリランカ航空は、
2020年4月から5月にかけ
4,870万米ドル（約 52.1 億円）の損失を計上しており、
2021年3月までの1年間で 1.85億米ドル（約198億円）の
損失が見込まれると発表。
国営セイロン電力公社（CEB）は、
コロナ危機のロックダウンにより売上高が減少、資金支援が行われ、
2019年中の854億ルピー（約512億円）の損失に加え、
2020年4月までに 208億ルピー（約125億円）の損失を計上。
財務省の報告書によると、
2020年1月〜4月の電力販売量は、4,016GWhと 15%減少。
収益は、前年から14%（672億ルピー（約 403億円））減の
78.3兆ルピー（約 47.0兆円）。
Litro Gas Lanka Ltd および Litro Gas Terminal (Pvt) Ltd のコスワッテ会長は、
連続爆破テロ事件やコロナ危機といった課題のなか、
Litro Gas グループは、2019年は 前年比3.5%、
2020年第1四半期も前年同期比 2.3% の成長を達成したと発表。
同社はスリランカ国内LPGのプロバイダーとして
市場シェア 75％ を誇る。
国営企業と民間企業のこの差、いかに。。。
今日のニュースで一緒になったのは偶然なんですが、
こう並べてしまうと、もう。。。
通信大手 Sri Lanka Telecom PLC は、
グローバル通信企業 Nokia の技術を使用し、
現在の35万回線の家庭用光ファイバー接続に、
20万回線を追加すると発表。
今年3月発表の報告書では、
2022年までには 200万回線まで引き上げる計画だと述べている。
スリランカのポリティカルニュース
選挙管理委員会（EC）は、
コロナ対策の保健ガイドラインを
法令化するよう、政府に重ねて要請。
運転免許証の印刷業務について、
民間企業への発注を停止、軍に移管。
デジタル運転免許証の印刷に、2009年〜17年の間に
総額 93.2億ルピー（約 55.9億円）の莫大な金額が
支払われていたことが監査により判明。
人生にはムダも必要、な情報（今日のムダ）
やっぱり何かがおかしく見える。
ストゥティ！ （ありがとう！）
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