一応軟禁生活60日目。
2009年の今日 5月19日は、
マヒンダ・ラージャパクサ大統領(当時、現首相)が国会で内戦の勝利を宣言した日。
今日が「ビクトリーデー(戦勝記念日?)」とされているよう。
この人たち、確かに強そう。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 992人(前日比11人増)、死者 9人(増減なし)。
首相は、「内戦に勝利したスリランカ軍は今、保健サービスと共同でコロナウイルスと戦っており、勝利に近づいている」との声明を発表。
スリランカのビジネスニュース
昨日 5月18日(月)の為替、1米ドル = 187.99ルピー。
一時は 1米ドル = 200ルピー を突破、190ルピー台で推移したものの、
5月6日(水)以降 180ルピー代で持ち直し。
コロンボ株式市場(CSE)株式指数(ASPI)は 4,606.85(前日比 +3.78%)に上昇し、コロナ危機により市場が閉鎖される前の水準に回復。
売買高は 10.6億ルピー(約6.4億円)、151銘柄が上昇、21銘柄が下落。
コロナ危機によるロックダウンにより、2万台の未登録自動車がショールームに溢れることに。
スリランカでの国際郵便の取扱いを 5月19日(火、今日)から再開。航空便・船便とも徐々に通常化。
航空便・船便とも対象国として日本の名まえがあるので、郵送は可能になるのでしょうが、もう少し混乱は続くかもしれません。
スリランカ大手銀行の一つ、Hatton National Bank PLC の第1四半期の営業利益は、前年同期比 13.5%減の42.5億ルピー(約25.5億円)と発表。
一方、税引後利益は 2.4%増の33.4億ルピー(約20.0億円)。
不良債権比率は、2019年12月比で横ばいの5.9%。
大統領は、Sri Lanka Broadcasting Corporation (SLBC) との協議において、黒字化する必要があると強調。
SLBCはスリランカ最古の放送局として、そのブランドを使って次のレベルへ成長することは容易なはず、と。
スリランカの IT/BPM (Information Technology and Business Process Management) 業界のコロナ危機への対応について。
コロナ危機は多くの企業に、Work From Home などの企業運営や国外顧客対応への予期せぬ変革を迫ったが、スリランカのIT・ソフトウエア開発企業はこれに十分に対応しているとして、Mitra Innovation (Pvt) Ltd 社、Calcey Technologies (Pvt) Ltd 社、Stax Inc.社、Content Management and Solutions (CMS) (Pvt) Ltd 社、などを紹介。
My Health Solutions (Pvt) Ltd 社 が運営する アプリ “MyDoctor” は、
コロナウイルス情報を提供する無料電話ホットラインを開設、
コロナウイルス以外の緊急の医療相談にもアプリにて対応し、
家から出ることなく医療機関・医師に相談を可能に。
シンハラ語・タミル語で対応しており、10万人以上のユーザーが使用。
オンライン診断に近いサービスを提供している会社があるよう。
一方で、スリランカ国内のいくつかの政府・企業のウェブサイトが、ハッキングの被害を受けたとの報道。毎年、戦勝記念日前にウェブ攻撃があると。
著名なホテル経営者である チャンドラ・モホッティ氏は、国内観光とレストラン部門がコロナ危機から最初に復興するセクターの一つとなると述べた。県をまたぐ移動制限が解除され、保健当局が宿泊業の運営を許可すれば、国内旅行がピックアップされるだろうと。
この方、コロンボ中心地の ガラダリ・ホテル元支配人で、内戦中は 3度の爆破事件を経験。。。その経験から、スリランカの観光・旅行部門には回復力がある、と。なるほど。。。
スリランカのポリティカルニュース
首相は声明(*上記戦勝記念と同じもの。)で、退役軍人は民間人であり、政府の役職に常に登用する、と発表。
軍関係者への厚い信頼。
スリランカでは、内戦により傷病を負った人々のケア施設、「Mihindu Seth Medura」が国防省によって運営されています。彼らは国を守った「英雄」。
スーパーサイクロンがスリランカ北西部ベンガル湾に。
この1週間近く、強風・大雨のスリランカ。これ、バングラデシュ直撃するんか。。。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
強烈ー。。。
こちら、Twitter のこの方のコメント欄にいくつか続いていますので。
一応軟禁生活は続く。
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