軟禁生活54日目。
一応、外出禁止令は解除されていないので、軟禁生活、ということで。
在スリランカ日本大使館からも情報提供がありましたとおりに、
5月14日(木)、20日(水)、27日(水):
スリランカ航空が コロンボ発成田行 臨時便 を運行(いずれも翌朝着)。
日本への帰国をご希望の方は、スリランカ航空にご照会ください!
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 889人(前日比20人増)、死者 9人(増減なし)。
スリランカ第一の大富豪、ダンミカ・ペレラ氏(写真の右の 金持ってそうな方の 人です。)がロックダウンほかに言及。
・ロックダウン・外出禁止の対象は、「県」レベルではなく、ターゲットをもっと絞って(そのもう一つ下の)「郡」レベルで出すべき。
・スリランカの農業の成長には、輸出市場が必要。他国は農業の産業化に多額の補助金。
・スリランカ人の労働力は、識字率の高さから過大評価されている。「機能的識字率」(熟練労働に就く能力)は 38%のみ。
・収監されている人の80%が中等教育を終えていない。劣悪な教育が国・社会全体に影響し、格差を助長している。
コロナに限らず、スリランカのトップ実業家として、スリランカ社会の課題を鋭く指摘していると思います。「人」の問題にこれだけ問題意識を持っているとは。
経済ニュースだったかな。。。
スリランカのビジネスニュース
コロンボ株式市場(CSE)は、マーケット再開 2日目の 5月12日(火)、前日比 3.29% 安で終了。サーキットブレーカーによるオープン直後の安値から回復、とブローカーは語った。
前日11日(月)にはオープン後38秒で10%以上下落、取引を終了していた。年初から 30.6%の下落。
アパレル業界団体の代表は、主要な原材料を輸入することなく繊維・衣料品を製造していくことが重要と主張。自給自足へ。
大統領は、国内食料の確保と輸出拡大のための生産増加について、プランテーションセクターと議論。
ウェブサイト “Top Hotel News” が、Cinnamon Life プロジェクトを特集。
8.5億米ドル(約900億円)の投資による、5つ星ホテル・ショッピングモール・コンドミニアム・オフィスビルの複合事業で、2021年第二四半期に完成予定。記事にもありますが、なかなか「スリリング」なデザイン。
この時期の特集。建設は再開するんかな。John Keells グループ の底力。
Sunshine Holdings PLC は、保有している紅茶ほかのプランテーションの株式を売却、Zesta など紅茶ブランドを所有する Watawala Tea Ceylon Ltd の全株式を取得。
Sunshine グループは、消費財やヘルスケアの事業を集約する一方で、農業への出資比率を減らしてきているとの報道。
Sunshine グループは SBI グループと提携。
Zesta はスリランカ国内でシェアトップの紅茶ブランド。紅茶については、農園・プランテーションの保有を徐々に下げて、製品・ブランド販売に注力、ということでしょうか。
スリランカ鉄道は、日本から輸入された鉄道車両 1,000両を改修、再利用するパイロットプロジェクトを開始。
日本から??? どんな車両なんやろう???
大手文房具メーカー、Atlas Axillia Co., (Pvt) Ltd 社は、コロナ対策向け病棟で機能するロボットを開発、すでに 2つの病院で稼働中。
このロボットは、温度センサーで患者の体温を測定・記録できるほか、食品や薬を運搬し、病院スタッフと患者の接触を最小限に抑制。工場・生産工程で開発した技術を応用。
以前に、”アジアの Forbes 30(30歳以下)” 創業者が選出された、とお伝えした スリランカのデジタルメディアプラットフォーム、Roar Media の広告部門、Roar Advertising (Pvt) Ltd が、スリランカにおける Facebook の正規販売パートナーに。
スリランカ人は Facebook 大好き。Twitter や Instagram より Facebook 使うなあ。
今、Roar Advertising (Pvt) Ltd のFacebook ページをチェックしたら、いきなりMessenger で質問が届いた。。。見ただけなのに。
スリランカでの E-ラーニングにあたっての課題。
就学児童のいる家庭のうち、
– インターネットアクセスがある家庭は 40%。
– スマホ・パソコンがある家庭は 52%。
貧困、地方の家庭はそれ以下に。
2020年4月、スリランカへの観光客の到着はゼロ。
一方で、それ以前の旅行者約10,000人がスリランカ国内に残留中。
好きで残った人はいいですけど、、、それでもまさか外出禁止がこんなに長引くとは、夢にも思っていなかっただろうなあ。。。
国際的な人気ビデオブロガー、Nas Daily 氏は、投稿した動画のなかで、コロナ危機で留められている旅行者に、スリランカは最も寛大・親切だと称賛。
この人、ハーバード大出身のパレスチナ人。1分動画を投稿し続けているらしい。
スリランカのポリティカルニュース
大統領は、国民一人一人に発行する デジタルIDカード導入の進捗を確認。
パスポート、運転免許証、年金、税金などの情報を、生体認証とともにデジタルIDカードで一括管理・供給できるようにするもの。
大統領は国防長官時代から、デジタルIDカードの導入を強調。
スリランカは1973年に国民IDカードを導入した最初の国の一つだが、ペーパーベースであり、管理情報も最低限の内容。
SLPPは、政府としてはコロナウイルスの封じ込めが最優先事項であり、選挙には焦点をあてておらず、選挙日程は選挙管理委員会が決定すべきと述べた。また、前国会は再開会しないとも述べた。
中央銀行は、EUによるマネーロンダリングとテロ資金調達の恐れがあるハイリスク国のリストからスリランカが除外されたと発表。中央銀行は、国際ルール遵守のための一連の改革を実施。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
これ欲しいなー。色合いの明るいマスク、なんか好き。
軟禁生活、なのだろうか?は続く。
ストゥティ! (ありがとう!)
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