スリランカでレッツビジネス 〜 ビジネスのしやすさランキング (11)

アーユーボワン。軟禁生活36日目。昨日から続きます。前話はこちら。

(10) 倒産時の回収のしやすさ：　190か国中　94位

＜検証内容＞

○ 負債回収に要する時間（年数）
○ 負債回収に要する費用（裁判・破産管財人・弁護士・評価者ほかの費用）
○ 結果（疑義ありとしての事業継続、または 少しずつの事業資産売却）
○ 債権者の回収率
○ 破産制度の確立・実効性

可能であればお世話になりたくないですが、例えば取引先が破産した時の回収が必要になることもありえます。結果としては、「1年半ちょっとたって43%の回収」、をモデルケースとして提示。なかなか厳しい。。。

南アジアでは、バングラデシュよりだいぶ良く、インド・パキスタンより下。

ここまで、世界銀行のレポートから、スリランカのビジネス制度を眺めてみました。
英語で65ページほどあるレポートでして、、、それなりに読むのも大変なの。。。これを190か国分出してるんか。。。

実務で鵜呑みにできるわけではありませんが、強い分野・弱い分野、がある程度整理できたかとは思います。

全体的には、インドの方が軒並み点数が良いのが意外。

（個人的偏見を含みますが、、、）
インドは、州によって制度違ったり、税金変わったり、の複雑さが、いざ実務をやってみると制度面以上に大変、ということかな。あと、めんどくさ過ぎるインド人、という点数にしがたいハードルもあるはず。。。

海外で仕事する、というのはわからない部分があって当然で、起こった問題にその度に対処する繰り返しかな、と思います。

スリランカについては、1にも2にも、「信頼できるパートナーと仕事をする」、これに尽きる。

弊社はスリランカ現地でドンと構えて粘りマスので、ご相談などなど、どうぞお寄せください。

ストゥティ！　（ありがとう！）