アーユーボワン。軟禁生活26日目。昨日から続きます。前話はこちら。
さて、世界銀行のレポートですが、各国を比較するために、モデルケースをいくつか作って算定しています。
各国で異なる法制度・規制を点数化して比較しようとしているので、なかなか難しい論点が多いです。
また、表向き出てこない、つまり実務にならないと出てこない(← 賄賂等々)情報や数字が重要だったりするんですが、公的な国際機関としてはそれはできない限界があり、、、
そもそもこうした比較が有益か、議論はあるところです。
とはいえ、190もの国を比較するためにはなんらかの基準が必要で、明文規定などに基づいて国際機関がなんとか編み出してきた方法なので、レビューする価値はあるかと思います。
「他国との比較」は活用しつつ、「実際にその日数・費用で済むか?」は参考程度か無視するか、という情報でしょうか。
と、、、「さすがは元小役人!」の責任逃れ?をしたところで、各論に入ります。
(1) ビジネスの始めやすさ: 190か国中 85位
<検証内容>
○ 法人設立手続き完了までの
・ 法人設立手続き完了までの法的手続き(何ステップあるか?)
・ 日数
・ 費用
(あくまでも公的な費用、書類等作成の外注費や「袖の下」は存じ上げない(!)。)
○ 最低資本金
事業を開始するにあたって、主体となる現地法人設立までの過程の確認ですね。
南アジアでは、インド・バングラデシュよりは良く、パキスタンよりは下。
*レポートには、それぞれの日数や費用の明記もありますが、
「書類が全部そろっていて、会社登記局に提出した際に、すべての情報に不足がなく、何の障害(←意味深。)もなくスムーズに進んだ際の、表向きの日数・費用」
の数字にしか見えないので、参考にならないかと思い記載は避けています。
あくまでも他国との比較をするための数字で、実務とは違い過ぎる。。。
ストゥティ! (ありがとう!)
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