経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年3月2日

アーユーボワン!

ナマル・ラージャパクサ青年・
スポーツ大臣がお子さまとパチリ。

あらま、立派なお部屋。
〇〇〇〇〇〇〇のペントハウス???

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 83,552人(前日比 310人増)、
死者 476人(前日比 5人増)。

1日あたりの感染増数としては
2021年に入ってから最小。

政府は、アメリカで承認された
ジョンソン・アンド・ジョンソン(J&J)
のコロナワクチンのような
1回接種ワクチンを検討する準備がある。
保健当局筋はJ&J社ワクチンについて、
費用対効果が高く冷蔵庫保存が可能で、
承認に向けて検討するだろうと述べた。

・医薬品規制当局は、インド生産のアストラゼネカ製を承認済み。
・そのほか、インド Bharat Biotech International Ltd、ロシア スプートニクV、中国 シノファームのワクチンの承認申請を検討中。
・ファイザーと J&J のワクチンは、承認申請がまだ提出されていない。

スリランカのビジネスニュース

財務長官は、2020年第四四半期分の
所得税徴収額は650億ルピー
(約390億円)となり、
税率が下がったなか、前年同期の
610億ルピー(約366億円)を
上回ったと述べた。

政府は、コロンボ港西コンテナ
ターミナル(WCT)について、
インド Adaniグループ と 
John Keells Holdings (JKH) PLC
スリランカ港湾当局(SLPA)の
官民パートナーシップ(PPP)として
35年間の建設・運営・譲渡(BOT)
方式で開発すると承認。

・政府文書によると、政府はSLPA及びインド・日本政府が指名した企業と協力し、WCTを官民共同の企業として開発することを承認。
・政府筋によれば、BOTの計画は在スリランカのインド・日本両大使館に通知され、投資家の推薦を要請している。また、インド側 Adani グループの提案はインド大使館が承認し、日本政府はまだ投資家を指名していないとも述べた。

Kida
Kida

こちら、今朝入ってきた
ニュース。続報あるかと。

首相は、前政権中に中止された
都市開発案件の再開を指示。
都市開発、住宅開発、廃棄物処理、
地方の衛生対策など。

首相は南部ハンバントータで、
輸出農業特区設立を進める
国家プログラムを開始。

輸出農業部門のGDP貢献を
現在の2%から2025年までに4%に
引き上げるとの目標を掲げ、
9つの州で、カシューナッツ、
トウガラシ、シナモン、クローブ、
ベテル、TJCマンゴーなどの輸出向け
作物の栽培と養蜂を進める。

スリランカで有機野菜の生産と販売を
手がける、Kenko 1st Organic
石川さんの取組みを紹介した記事。

・石川さんは2002年12月にJICA海外青年協力隊の一員としてスリランカに渡航。その後、NGOで、スリランカを襲った津波などの災害支援に携わる。視力がないスリランカ人によるマッサージ店 Thusare Talking Hands の運営も開始。
・石川さんはスリランカ人の「依存的なメンタリティ」に気づき、国の発展への課題だと指摘する。家屋を建てる支援をしても、「他のNGOの支援の家には扇風機があるのに、この家には扇風機がない」と主張し、与えられることに慣れてしまっていると話す。
 石川さんは「ソーシャルビジネス」の考え方を導入し、利益を持続可能な開発のソースとし、タダでは与えないようにした。

石川さんは第2の事業として、Kenko 1st Organic を開始。貧しい農家の労働事情から、有機農業を実践し、市場よりも良い値段で売るようにした。
・有機食品は安価ではない。500~1,000kg/日の数量があれば価格を下げられ、増やしていきたいと考えている。
石川さんは、農業分野の最大の課題を、平均年齢が50~60歳になる労働者の年齢だと話す。有機農業は良い収入源になる可能性があり、若い世代がIT技術を導入すれば経営もスムーズになる。Kenko 1st Organic が買取りを保証し、商品量の増加、品質の保証、適正価格での提供を可能にしたい。
 また、お酒も飲まない、タバコも吸わない子どもが癌になる例をあげ、食品の問題を指摘。
有機食品は、顧客が理解し、販売者は倫理的な責任を負う必要がある。農家にも顧客にも公平で、同時に慈善事業ではなくビジネスとして利益を得なければならない。食材がどこから来て安全だとわかれば、これ以上の安心感はない。Kenko1st Organic では有機野菜農家をモニタリングして常にチェックするほか、第三者検査機関が残留農薬を検査。

Kida
Kida

石川さん、
お世話になってます!!!
スリランカの大先輩!!!

産業省高官は、政府の輸入規制により
国内製造業者が約140の新規工場を申請、
総額は推定480億ルピー(約288億円)
に達すると明らかにした。

同高官は、申請のほとんどが輸出向け
または輸入代替であり、
金属、ゴム、医薬品、農業農薬、繊維、
タイル、家具などの分野だと述べた。

Kida
Kida

ホントなんだろうか???
全部が全部、製造業???
だとするとスゴいけど。

在スリランカ・ドイツ商工代表部は
国連工業開発機関(UNIDO)
スリランカからEUへ農産品を輸出
するサプライヤー向け説明書を発表。
【参考】Exporting to the European Union – A Practical Guide for Sri Lanka Suppliers of Agricultural Products – February 2021

スリランカの輸出者などから頻繁に
寄せられる Q&A をまとめ、
スリランカの農産品サプライヤーの
輸出能力向上を目的としている。

ラナトゥンガ観光大臣は大統領に、
工場労働者へのコロナワクチンの
優先接種を要望。

【同大臣の発言】
・スリランカ全土に1,700以上の工場があり、50万人以上が国の生産に貢献しているほか、こうした工場に食料や設備を提供する間接的に関与する企業や人も大きい。
・コロナ危機のなか、こうした労働者の献身により85億米ドルがもたらされ、国の経済への貢献としては総収入の約70%を占める。

民間企業を解雇された従業員に
支給される補償金の上限額が、
125万ルピー(約75万円)から
250万ルピー(約150万円)に倍増。

Kida
Kida

英文記事本文では対象者が
「雇用が終了した労働者」
とも読めまして、、、
この記事だけだと
要件がちょっとよくわからん
のですが、改正ということで。

再エネ事業 Panasian Power PLC は、
南部マータラで3MWの太陽光発電所を建設。
総投資額 4.2億ルピー(約2.5億円)。

同社は、太陽光発電所 6MWを含む
14MWの再エネ発電所を保有しており、
これに 3MWが追加される。

再エネ発電企業 Vidullanka PLC は、
Orik Corporation Ltd の株式 51%を取得。

Orik社は、南東部ウバ州モナラガラで
1MWの太陽光発電所の開発権利を保有。
国営 セイロン電力公社(CEB) と
15.97ルピー(約9.58円)/kw での
20年間の売電契約を締結している。
Vidullanka社は Orik社の株式を
87%まで取得する計画で、
株式取得と開発の総投資額は
約1.25億ルピー(約7,500万円)。

Kida
Kida

太陽光発電の動き。
権利売買の一例ですね。
1.25億ルピーで権利も開発も、
って安い気がする。。。

スリランカのポリティカルニュース

在スリランカ・インド大使館は
声明を発表。スリランカは
インドの防衛分野における
「Priority 1」(最優先の)パートナーで
あり、スリランカ空軍の創立70周年
記念式典へのインド軍機の参加は、
両軍の協力と友情を示すと述べた。

2020年11月、
ドヴァル・インド政府安全保障顧問が
コロンボを訪問し、防衛安全保障分野
でのインドの全面的な協力を
スリランカの指導者に再確認している。
【参考】11月29日のニュース

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

ダフトパンクも平野レミも異次元よ。

ストゥティ! (ありがとう!)

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