ニュースで知るスリランカ 〜 2020年5月1日

軟禁生活42日目。

エイプリルフールの一環として、四捨五入したらギリアラフォーの手習いで始めたブログも 1か月続きました。パチパチパチ。
って、まもなくアラフィフって言われるのか。。。青春よカムバック。

ありがたくも奇特なスリランカ・ニュース読者の皆様には知れ渡っておりませんが、こっそりと毎日、もう 1本、記事を上げ続けています。

つまり、、、毎日 2本、記事を定期的に上げ続けるという、夏休みの宿題は最初の 3日で計画を忘れ、最後の 3日で仕上げるもの、が家訓として刻み込まれた木田家の DNA に反したブログ運営を進めておりマス。

ここで来週、外出禁止が解除されるという、本ブログ最大の危機が訪れます。時には遅れ、時には音信不通になる可能性がございますが、一応、継続するつもりですので、よろしくお願いいたします。
ワタシの働き方改革がいるな。。。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 665人(前日比16人増)、死者 7人(増減なし)。
ちょっと落ち着いた数。感染増 10人程度ではなんとも思わなくなっている。

大統領がコロナウイルス対策担当の大統領タスクフォースの成果に言及。
計 21,000のPCRテストを実施、陽性率は3%。香港の専門医からは、スリランカはウイルスを非常にうまく封じ込めているとの評価を受けている、と。

医師陣によれば無発症の割合が非常に高いため、ワクチンの開発までの間、スリランカ土着の伝統医薬品の使用可能性を検討していく。

これは、アーユルヴェーダの出番か。なんや、モリンガか、カラピンチャか、ゴトゥコラか、コタラヒムか、単なる気のせいか。
デマでも良いから「コロナに効く」でバカ売れする商品を抑えたい。。。

免疫力アップ・抗酸化・アンチエイジングなど自然の力で体の機能を助けるのは確かなので、日常的に飲んでいるスリランカ人はウイルスとかに強いのかも。基礎疾患もあるけどね。。。

昨日、来週からの外出OKで外国人の扱いは???、とお伝えしたところ、心優しい読者の方からこちら↓の情報提供をいただいました。ありがとうございました。

タイトル通り、「外国人はパスポート使え」。
「パスポートの下 1桁とか?」と思いましたが、そこは一切言及されていないので、外国人は曜日指定の対象外に読めます。5月4日(月)以降、まずはパスポートを握りしめて街中へ Go!

コロナ対策の現場最前線で勤務する医療従事者に、PCRテストを実施すべき、と。
スリランカでは、PCR検査の実施は「医療目的」で「スクリーニング目的」ではないため、コロナ病棟の医療従事者だから、では検査されないとのこと。個人用防護具(PPE)も不足するなか、クラスターで働く医療従事者の検査を進めるべきとの記事。

一部の学校施設を軍基地として利用。
コロナ対策を受けて、兵士の休暇による帰省などを禁止、軍基地での滞在を指示。ソーシャルディスタンスなどの対応には現在の基地ではスペース不足のため。国防省は、検疫施設として学校を使用するのではないと説明。

国連開発計画(UNDP)スリランカは、医療現場で不足している個人用防護具(PPE)を寄贈。

細かいんですが、、、元小役人としては、国連機関が「donate」って違和感あるんですよね。その活動資金は日本を含む各国が拠出しているわけで、それを使って「国連が寄贈」って、、、「誰の金や!」と。
いや、(きっと)立派な活動してますし、記事の書き方だけの問題のような気もするので、失礼しました。

スリランカのビジネスニュース

大統領メッセージ。
「我々の目的は、融資や資金援助を受けることを超えたレベルで、魅力を理解して国外から投資してもらい、スリランカでの生産を拡大し経済を新たな高みに昇華すること。」

自発的に「スリランカに投資したい!」となるように。

大統領は、農業においてデジタルプラットフォームを活用して、生産者と消費者、その間をどう繋げるかを議論。中間業者を廃して生産者が利益を確保することで自立して国内自給できる農業経済を作る目的。

国民の多くが農業に従事していることからも、農業重視が伝わる取組み。
あの どローカルの世界でデジタル、、、と絶望・失笑も感じるけど、、、言ってることはわかる。

一方では農民の教育(←しんどそう。。。)が必要で、「高付加価値」って何?を理解してもらわないといけない。「良いものをきちんと作れば高く売れる」と。「オーガニック」って言ってもホントかどうかわからんのがスリランカですから、、、その認証とか、生産者の見える化とかの方法が必要か。

もう一方では流通制度の改革。現状でも地方では公設市場が実質的に唯一の売り場で、これを介さずに売れる制度と仕組み。コロナのなか、日本で ポケットマルシェさん が注目されているように、デジタルへの理解ゼロのスリランカ農民相手に信頼できるデジタル物流を構築・運営できる物流企業が出てく必要ありスーパーの野菜の品質悪いし、、、都市部では需要あるだろうなぁ。

付加価値がない商品は現状どおりで売れば良くて、付加価値が高い商品を求める消費者に直接つなげられるように。
これ、農業生産と物流だけでなく、地方の金融や組合制度とかまで(たぶん)手を突っ込む規模になるので難易度高いけど、ずっとやりたいと考えてるんですよね。この国を変えられるかも。

農業。
2019年、スリランカは 4,700万米ドル(約50.3億円)の果物(オレンジ・ブドウ・リンゴ)を輸入。

リンゴ、そんなに好きなのね。日本のリンゴ、おいしいよな。

農業。
野菜のタネ(種子)販売リスト。タネ 1パックで35ルピー(約21円)。

自動車輸入にあたり、これまでは「贅沢税(Luxury Tax)」の対象外だった 1,000cc以下の指定車両が課税の対象になり、15%の「贅沢税」を課される。ルピー安の進行のため、との説明。

スリランカは日本の中古車の輸出先 第7位(2018年統計)で、街中では日本の中古車がバンバン。日本での販売価格のほか、関税・VAT・物品税がかかっており、この時点で少なくとも日本の中古車価格の倍以上(*高級車だともっと。)にはなっていて、これにさらに小型車にも贅沢税が。
このあたりはまた別途まとめたいと思いますが、制度も毎年のようにコロコロ変わります。。。

スリランカ政府は特定品目の輸入を2020年7月まで一次的に禁止。禁止品目がこちらのイラストに。

2020年3月の商品輸出は、前年同月比 42%減6.45米ドル(約690億円)。
2020年第一四半期の商品輸出は、前年同期比 20.5%減33.2億米ドル(約3552億円)。

航空当局が、コロナ対策のなかで医薬品や食料品の空輸などを想定し、実績と関心あるドローン事業者を募集。
投稿者は、1年前の爆弾テロ事件後は政府はドローンの使用を禁止していたのに、今は活用したがっているとコメント。

情報通信大手 Mobitel 社 は、スリランカ警察に装着型ボディカメラ設備を寄贈。
Dialog Axiata社も寄付してたし、いろいろ熾烈。

輸血用血液が不足、ドネーション(献血?)を急募。
これもコロナの影響、なのでしょうか。献血、行けないよな。

スリランカのポリティカルニュース

【訂正】事実と誤った内容の投稿がありましたので、以下、訂正いたしました。

首相は、5月4日(月)に前国会議員 225名 を会合に招集。

外出禁止期間中の高値違法販売目的での酒類保持、酒密造、パーティにドラッグを配達、、、
などで逮捕。
アホタレがやってるもんやな。。。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

どんだけー、ヒマなんだ。。。ギリアラフォーにはツボ。

軟禁生活は続く。

ストゥティ! (ありがとう!)

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