ニュースで知るスリランカ 〜 2020年4月30日

軟禁生活41日目。

スリランカでは至るところに街路樹の色鮮やかな花が咲いていて、ハッとしてグッド、な時がよくあります。
花だけでなく、キャンディのこの湖(池?)がキレイなのがスバラしい。
コロンボのベイラ湖は、近くで見ると、、、以下自粛。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 649人(前日比30人増)、死者 7人(増減なし)。
感染増 30人のうち 22人が海軍。

一昨日までのデータでのグラフですが、右肩、っちゅうか右崖登り、で増加ちぅ。

コロンボ市内での市職員向けPCR検査の様子。掘建小屋やな、しゃあないか。

今晩から週明け 5月4日(月)早朝まで、全国で外出禁止。
一旦解除されていた低リスク県も、再度外出禁止に。引締め、でしょうか。

コロナ感染者の対応にメインであたっているコロンボ国立感染症研究所(IDH)の医師は、IDHが対応できるキャパシティを超えていると言及。120床のキャパシティのなか、150 人の患者。

120床か。。。もちろん他の病院もありますが、IDHは基幹の一つ。

政府の Medical Officers’ Association(医療スタッフ委員会)は、最前線で対応する医療従事者が使用する 個人用防護具(PPEs)が不足していると懸念。コロンボの一部の医師・保健検査担当者は、安全が確保されないために業務から外れることを決定。

感染増加の現状から、医療現場を中心に改善を求める論調が増えてきているよう。

アパレル縫製大手 MAS 社は、PPE生産などで協力し、最前線で戦う人をサポートします!と。

週明けの外出禁止解除に向けて、保健省から、スーパー・飲食店への対策ガイドライン。

2m のソーシャルディスタンシングのほか、スーパーでは、
・入口に手洗い用水道(足踏み または 肘押し)設置
・開店前に、フロア・キャッシャーなどの入念な掃除
・入口ドアの常時オープン、または 専属スタッフの配置
・1m の距離を取れるだけの人数のみの入店
・客はマスク装備
・スタッフは不要なアクセサリ(腕時計、ブレスレットなど)を身につけない
・カートや籠の持ち手を常に消毒
・重量測定は決められたスタッフのみで対応
などなど指示が続く。

仕事での外出と必需品入手での外出の区別、外国人のIDの取扱い、などどうなっているのか。
オフィス・小売店・飲食店は勝手にあけても良いのか、などまだわからないことはたくさん。

スリランカのビジネスニュース

ムーディーズは、スリランカの財政状況について、
コロナショック以前から悪化が進んでいたが、経常赤字・増大する債務負担・低下する債務返済能力が示すように、通貨安圧力と低い外貨準備高により今回のショックでさらに圧迫される、と発表。

2020年第1四半期のスリランカへの観光客数は、前年同期比 31.5% 減の 507,311人。
特に 3月の観光客数は 71% 現象。

スリランカでは、過去6年間でモバイルブロードバンドの普及が急拡大、一方で、固定ブロードバンドの普及率はまだ低い。通信セクター全体としては、光ファイバー網とLTEネットワークの継続的な拡大、5Gへの投資拡大により、継続的に拡大・強化。

市場は現在、4Gから5Gモバイルサービスへの移行に向けて準備中。Dialog AxiataMobitel は2019年中に5Gの商用化前試験を実施。国内第3位の Hutch とともに各社競争ちぅ。

スリランカへ来て、家にネットを導入しようとした際に提案されたのが、Wi-fi SIM。ルーターとSIMカードもらって、SIMカードを入れたルーターをコンセントに突っ込んだらすぐ使えたという。なんと便利なんだ!と思いました。その反面、家に回線引くとかなったら、何か月かかるんでしょうか。。。

情報通信という社会インフラを支える各社なので、都市開発やスマートシティ構想など、重要プロジェクトには必ず入ってきます。
3社のうちの 1社さんとはよく情報交換をしていて、「社会問題があって、そのソリューションを自社のテクノロジーで提供する」と話していて、単にインフラ整備して終わり、とは程遠いところでスリランカへの貢献を考えているのが印象的。

ウマ・オヤ(Uma Oya)水力発電所が 6か月以内に完成予定、年間 230GWhを供給予定。

年 230 GWh ってすごいな。ホントか??? そしてこの発電所の建設、イランの支援。。。 要チェックや。

Nextbots 社 を立ち上げてロボット開発中の大学生起業家が首相に、開発中のロボットを紹介。医療現場で 200の症例へのアドバイスが可能で、英語・シンハラ語に対応。
現在のコロナ対策現場の病院で使いたいと提案、首相はOKでご成約。
同種のロボット(ソフトなし)を輸入すると 25〜30万ルピー。こちらはその半額程度。

スリランカのポリティカルニュース

マンガーラ前財務大臣は、大統領宛に、国会招集を要請する書簡を送付。4月30日以降の国家公務員給与の支払いなど、必要な政府支出の承認を国会で取り付けてこの危機に対処すべし、と。

昨年の連続爆弾テロ事件の捜査は続いており、実行犯の訓練場所を トリンコマリー近くの サンプール で特定したと発表。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

黒ひげ危機一髪、みたいなモンでしょうか。 。。

軟禁生活は続く。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

タイトルとURLをコピーしました