アーユーボワン!
生魚ガブリ、が
ロイターの日本語ニュースに。。。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 18,402人(前日比 327人増)、
死者 69人(前日比 3人増)。
スリランカのビジネスニュース
11月18日(水)夜、
大統領は国民に向けて30分間の演説。
【大統領演説の概要】
① 治安、政治
・1年前の大統領選挙で、この国の690万人以上の有権者が私に投票。その大多数がシンハラ人であったことは周知の通り。国民の最大の訴えは「国を守れ」だった。
私の在任中に、人種や宗教の違いに関係なく、すべての国民の権利を守る政権を確立させる。
・就任前のスリランカでは、宗教過激派が多くの命を奪い、裏社会の強大化や国際麻薬密売人の巣窟とな理、諜報機関や治安部隊の弱体化と相まって国は不安定化。
私が政権に就いてから、治安責任者にふさわしい人物を任命、必要な権限を与えて妥協なく責任を果たすようにし、過激主義の再燃や麻薬の脅威を抑制。以前のように、薬物売買や刑務所からの裏社会の運営は不可能。
・内戦を戦った英雄を切り捨て、国家資産を売却し、目先の利益のために外国の内政干渉を許す時代は終わった。主権国家として、強国間の争いおいても非同盟を保ち、すべての国と友好関係を維持。
・我々はスリランカの伝統的な政治文化を変えた。大統領選挙と国会議員選挙で、理念に基づく選挙運動を開始、ポスターや横断幕の掲示を控え、誹謗中傷のない選挙運動を行った。暴力や選挙詐欺は耳にすることすらなかった。結果、多くの元政治家が身分に関係なく議席を失い、新たに選出された国会議員は国民の尊敬を取り戻す機会を得た。
・私の就任後、大統領職は特権ではなく責任であるとの原則に基づいて行動し、無駄な経費や虚栄心を排除。司法や警察に影響力を行使したこともない。任命と昇進はすべて、政治偏見なしに長所に基づいて決定。政府の上級役職の選定に専門家の委員会を任命し、政治力によって不適任者が上層部に任命される機会を遮断。
② 経済
・大統領に就任時、GDP成長率は2.1%まで落ち込み、失業率は2014年の4.3%から 2019年に 4.8%に上昇。
ルピー価値が急落して通貨が不安定化、国の債務残高は急増。政府は国民に重い税負担を課し、高金利により国内経営者は大きな困難に直面。
我々の就任後、税を軽減、国民に救済を与えた。国内企業に多くの税優遇措置。税制を簡素化し、国内産品に不健全な輸入を制限。金利を大幅に引下げ、融資を実行。為替レートを安定的に維持。急増していた国外借入を抑制、対外債務を完済。
・農業部門復活に、短期間で多くの対策。水稲買取価格の引上げ、肥料無料化、一部農産物の輸入停止など。
・最貧困層を対象とした10万人の雇用プログラムを開始。
・大学卒業生の多くが長期間失業しており、今後6万人の卒業生に雇用を提供、生産性向上に必要な職業訓練を提供。
・農村部の貧困撲滅に、土地を持たない家庭への2万エーカーの土地提供を進める。
全家庭に飲料水を提供するよう、42.9万世帯への水供給に必要な基礎工事を完了。
10万km道路開発プログラムのもと、1万km道路開発プロジェクト3件を開始。1万の橋梁建設計画のもと、約5,000の工事が完了に近づいている。
今年だけでも、都市部の低中所得者世帯向けに2万戸以上の住宅建設を開始。農村部では14,000戸の住宅を建設。プランテーション労働者の住宅 4,000戸の建設も開始。
大学入学者数を1万人増やした。
・これらは困難を極めた。大統領就任から国会解散まで、国会では野党が過半数を占め、少数派政権では法案や予算案の成立はできなかった。
③ コロナ危機
・コロナウィルスは、大統領選挙から 1か月も経ないうちに世界で流行を始めた。コロナ危機の第一波を非常に早くコントロールし、スリランカの成功を世界保健機関(WHO)も認めた。
しかし、コロナウィルスから国民を守るため、2か月近くも国を封鎖しなければならなかった事実を決して忘れてはならない。この間、国民生活への経済的影響を最小限に抑えるための対策を講じた。政府はこれまでに、コロナ感染者の特定や検疫、PCR検査などに700億ルピー(約420億円)以上を出費。
・今年8月の国会議員選挙で 2/3 の多数を与えてくれたのは、大統領選挙後の我々の仕事が評価されたため。私の成功と失敗を判断する基準は世論であり、SNS上で野党が広める組織的プロパガンダではない。
・現在、世界はコロナ危機の第二波を経験。世界のすべての国に新たな課題を突きつけているが、過去の経験を活かすことができる。検査能力向上、感染者や近親者の特定、適切な検疫、脆弱地域の隔離、その他地域での通常生活の維持に役立つだろう。
・前回同様、計画に沿って行動する。国民全員が保健ガイドラインを遵守し、責任ある市民として義務を果たせば、第一波と同様にコントロールが可能。
④ 政権運営、政府サービス
・国の発展に貢献する分野を明確にして閣僚と国務大臣を任命した。各省庁と国務大臣の所掌と責任を明確に区分。開発事業実現に必要な資金準備や財政責任を閣僚と国務大臣に直接委ね、支障なくそれぞれの義務と責任を果たすことができる。
・分野検討の際には、農業・プランテーション・水産業・伝統産業・事業創出機会促進など、国民の多国影響を与える分野に特別な注意を払った。
・多くの人々が直面する住宅問題に特に注意を払うべきで、3つの独立省庁を設立。
国民の生活水準向上に、都市部と農村部のインフラ開発に特別な関心。
・国内医薬品需要を満たすため、高品質医薬品の国内生産を計画。医薬品輸入過程で発生している汚職行為を排除するよう対策をとる。このために、医薬品生産・供給・規制担当の省を独立。
・教育とスキル開発は、生産性の高い人材の輩出に不可欠。関連する国家機関を単一の省庁下に置いた。
現代社会の要求を満たす教育改革実施に、独立した省庁とタスクフォースを設立。高等教育機関がない10県に大学建設を計画、進行中。
大学生に英語と情報通信技術を必修化、修了者には国際認可の証明書を授与。大学教育が社会経済の発展に直接貢献できるよう、特に技術教育とイノベーションの奨励を大学当局に指示。
・効率的な政府サービスが国の発展に不可欠。役人には、規制を前に出すのではなく、国民の問題に合理的かつ迅速な解決策を提供するよう要求。
・国家行政の無駄と汚職の撲滅を国民に誓った。不正行為者は社会的地位に関係なく法の前で裁かれねばならない。
・私は、人間関係よりも能力と技術を優先し、個人の欲望よりも共通のニーズを重視し、融資よりも投資を促し、言葉よりも行動を重視し、ごまかしたり見せびらかすよりも真の公共サービスを大切にする政府を樹立したい。公務員も政治家もこの点で責任を負うべき。
⑤ 国民の団結
・私たちは団結の結果、大きな脅威であった LTTE のテロリズムを打ち破った。チームスピリットと規律で課題に対峙した。
同様に、国が直面している経済的な課題を克服することができるはずで、国民全員が共通の責任を負うと理解すべき。政治家や役人だけでなく、国民も国の生産能力向上、サービス効率化や汚職撲滅に積極的に貢献する責任を持つ。
・私はスリランカを愛し、誇りに思う。我々全員の祖国である。国民に約束した豊かな国家を築くため、チーム精神を持ち、規律ある方法で責任を果たす生産的な市民として、全員が手を取り合う時が来ている。
昨日の予算案に続き、、、
今日も超絶に重い和訳。
今日も灰になったYO。
就任後 1年の実績・成果を
強調しつつ、国民に団結と
当事者意識を求める演説。
「国民自らが取り組まねば
ならん」と。
11月11日(水)短期国債オークション実施。
400億ルピー(約 240億円)を募集、
70億ルピー(約 42億円)のみの落札。
80%以上が落札されず。
<利回り>
3か月もの:4.61%、6か月もの:4.73%、12か月もの:4.98%
カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣は、
予算は、資本市場拡大・
社会経済発展・投資誘致など、
成長促進に必要な側面に焦点を当て、
スリランカ経済拡大の基盤になると述べた。
【同大臣の発言】
・予算は、開発と安定化努力のすべての基礎となるもので、次の開発の波の基盤。コロナ危機のなか、緊縮の選択もあったが、それに適切な時期ではない。ファンダメンタルズを正常化し、持続可能な発展を実現すべき。
・何年にもわたって低成長に苦しんできたが、抜け出す唯一の方法は、成長に突き進むことであり、コロナ危機による世界経済再編の利用。
・本予算は民間部門に大きな増税を課さず、今後の税制に一貫性をもたらした。
・資本市場の時価総額をGDPの65%以上にする計画を立て、そのためには、大企業を上場させ、強固な資本市場の繁栄を実現する必要がある。これら企業に3年間にわたり50%の減税やその他のインセンティブを提供する。
・政府は、新規事業の設立や輸入代替産業の成長を望んでいる。経済のさまざまな側面をサポートする政策を打ち出した。成長へのモメンタムは民間部門が維持するとともに、多数の政府プロジェクト289件もある。
・中期的には通貨安に対抗し、低金利を維持する対策をとる。外国債務は赤字財政の4割程度まで引き下げる必要がある。企業にインセンティブを与えて新たな機会を創出し、FDIを誘致する必要がある。
・銀行が将来的には、開発と金融システム安定に重要な役割を果たすことを期待。金融機関の統合措置を再導入したが、これも銀行が役割を果たせる分野。
・国民の課題、特に農村部の問題に真の解決策を提供することが重要で、何百万人が直面する深刻な水の問題だった。パイプによる水へのアクセスは、現在は42%のみだが、少なくとも95%に改善する。道路網改善も必要で、10万km以上の道路を整備。
首相は、杉山駐スリランカ日本大使、
ラナトゥンガ観光大臣、チャナカ
民間航空・輸出区域開発担当大臣と
ともに、コロンボ・バンダラナイケ
国際空港拡張プロジェクト第二期の
起工式に出席。
・杉山大使は、「2022年に日本・スリランカの国交樹立70周年を迎えるにあたり、同プロジェクトが日本とスリランカの友好関係の象徴になる。本プロジェクトは両国の長年の経済関係をさらに強固にし、古くからの関係に新たな地平を開くことになる」と述べた。
・起工式が大統領就任1周年と首相の75歳の誕生日と同じ日となり、大使は大統領と首相に祝意を伝えた。
財務長官は、
現時点では自動車の輸入禁止の緩和は
検討されていないと明らかにした。
オンライン授業を受けるため、
道路で4Gでのインターネット接続を
探す地方の子どもたち。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
ブラジルの皆さーん、聞こえますかー。
ストゥティ! (ありがとう!)
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