経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年11月6日

アーユーボワン!

ワタシ、知りません。。。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 12,
570人(前日比 383人増)、
死者 29人(前日比 5人増)。

コロンボ県の住民 5名が死亡。
コロナウィルス感染による
1日あたりの死亡者数としては最多。

陸軍高官は、週明け 11月9日(月)から
西部州の外出禁止を解除し、
平時の状態に戻す可能性があると述べた。

同高官は、大統領は10日間の外出禁止令を
高人口密度の州でのコロナウィルス感染を
最小限に抑えるために発令、この10日間中に
最大限のPCRテストを実施するよう指示。

これに伴い、9日(月)に西部州の
外出禁止令を解除する準備
進めており、
国民に保健ガイドラインの厳守を呼びかけ。

大統領は、外出禁止令解除後の
自己検疫プロセス
厳重監視を指示。

コロナウィルス感染者の濃厚接触者
とされた家族には自宅検疫が課され、
現在 31,457軒、84,000人近くが対象。
西部州だけでその約半数。

Kida
Kida

期待して良いんでしょうか!?
長くは続けられない、との
判断が大統領以下にあるんですね。

外出禁止して自宅で居場所を特定、
PCR検査を一気に可能な限り実施、
陽性者を一気に特定、隔離、
をこの10日間でやろうとした、
という作戦だったと。

中部サバラガムワ州ケガーレ県で、
未許可で結婚式を挙げた新郎新婦の
コロナウィルス感染が判明。
新郎新婦は入院、約120人の近親者が隔離。

インドのバイオテクノロジー企業
Bharat Biotech International Ltd 社
インド政府の支援を受けて開発中の
コロナウィルスワクチンが、
早ければ 2021年2月にも発売される可能性。
最終試験を今月から開始、これまでの
ところ安全で効果的だと示されている。

Kida
Kida

インド、大変なことですから、
国内でワクチン開発・生産に

成功するとスバラシイ!
インドは、アストラゼネカの

ワクチンの購入を契約済で、
この一部をバングラデシュに
売る、という報道もあり。
スリランカにも回して。。。

スリランカのビジネスニュース

政府は、スリランカ初のLNG発電所の
建設開始を閣議決定。

ケラワラピティヤ発電所内で
300MW の LNG発電所を建設。
エンジニアリング大手

LTL Holdings (Pvt) Ltd 社 
が建設の承認を受けた。

政府は、魚関連輸入品の関税アップを発表。

モルディブフィッシュ(鰹節似の調味料)が
以前の 3倍の 302ルピー(約181円)/kg 、
鮮魚や切り身が30%増の

200ルピー(約120円)/kg に。

コロナ危機のなかスリランカ産紅茶の
生産量は 10%以上減少したが、

コロンボの2020年9月末オークション
落札価格は、昨年同月比 15%増の
624ルピー(約374円)/kgに。

スリランカの紅茶研究機関は、
紅茶に豊富に含まれる抗酸化ポリフェノール
「テアフラビン」がウィルスの酵素を阻害、
ヒトの免疫力を高める可能性と発表。
熱い紅茶の常飲と湯気が、喉や鼻の奥の
ウィルスを洗い流す効果があると示唆。

政府は、中部コトマレ貯水池ダムを
30m高くし、貯水容量の増加を計画。

・北中部アヌラーダプラ県と西部プッタラム県の農耕地への灌漑拡大、農業作物の収穫増が目的。飲料水にも活用。
・現在のダムは、長さ 600m、高さ 87m。30m 高くすることで貯水容量は、現在の1.74億㎥ から 3.91億㎥に。
・現在、210MWを水力で発電しているが、240MWまで増加する可能性。

コングロマリット
John Keells Holdings (JKH) PLC が
2020年第二四半期(7〜9月)決算を発表。

連結売上高: 前年同期比 4%減の 323.9億ルピー(約 194.3億円)
税引前利益: 前年同期比 76%減の 6.4億ルピー(約 3.8億円)

【同社の発表】
・運輸・食品・小売・金融サービスなどグループの基礎的な業績は、第一四半期後半に見られた回復成長の勢いを継続。2020年5月ロックダウン解除による事業活動再開を受け、予想を上回る速さで回復。
・スリランカの空港閉鎖によりレジャー事業は引き続き大きな影響。2020年度上半期(4〜9月)のレジャー部門の税引前損失は50億ルピー(約 30億円)。
冷凍菓子・飲料・コンビニエンスフーズ事業は、前年同期比でEBITDAが2桁の伸び。
・Cinnamon Life(シナモンライフ)の建設は引き続き順調。住宅用アパートとオフィス棟の引渡しは2020年度第四四半期(2021年1〜3月)以降、段階的に開始予定。

コングロマリット LOLC Holdings PLC が、
年次報告書を発表。

【年次報告書概要】
・海外事業の収益がグループの収益に大きく貢献しており、2020年度には新たな国への進出するエキサイティングな計画を持つ。
グループの金融サービスは現在、カンボジア・ミャンマー・パキスタン・フィリピン・インドネシア・ナイジェリア・ザンビアに進出。
 いずれの国でも、銀行へのアクセスから排除されている底辺の人々に、マイクロファイナンスを通じて金融包摂をもたらしている。
今年はシエラレオネへも進出。
 砂糖とバイオエタノールの生産農場 23,500ha 以上を所有する世界最大のバイオマス発電会社 Sunbird Bio Energy Sierra Leone Ltd に出資。砂糖とバイオエタノールの発電に大きな可能性を秘め、シエラレオネ国営送電網にグリーン電力を供給。

Kida
Kida

レジャー・不動産に強い
JKHには辛い決算。

一方、マイクロファイナンス金融

が中心の LOLC はさらに海外へ。
先日はザンビア進出がニュースに
なり、次はシエラレオネも。
貪欲にグローバルに進出する

数少ないスリランカ企業。
参考:10月20日のニュース

首相は、駐スリランカ・フランス大使と会談。
同大使は、奨学金や交流プログラムなどを

通じ、スリランカとの人的交流の拡大を
促進するほか、経済開発においては
ハンバントータ港開発の一部を担う
意向があること、フランスとスリランカ
貿易拡大への可能性を述べた。

スリランカのポリティカルニュース

与党 SLPP は、中国共産党と
「統治の経験」
題したセミナーを開催。

ペイリスSLPP議長(教育大臣)、
アベイワルダナ国会議長、
ナマル・ラージャパクサ青年・スポーツ大臣
らが出席。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

実生活でもカオスになりそう。

ストゥティ! (ありがとう!)

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