アーユーボワン!
気が遠くなる。。。やるなあインド人。
目がチカチカしてきた。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,918人(前日比 16人増)、死者 11人(増減なし)。
スリランカのビジネスニュース
8月20日(木)、大統領は新国会開会式で政策演説。
経済活性化に向けた既成概念にとらわれない政策、
一つの国の概念に基づく新憲法、
全国民のための一つの法、
不正行為と汚職の取締り を含む
政府優先事項を発表。
【大統領の演説】
・SLPP が国民から受けた歴史的な委任は、過去9か月間の統治への国民の感銘を証明。国民はスリランカの政治文化で起きている変化を評価。
・国民が政府に憲法改正の権限を与えており、最初の課題は19回改正の削除。現行憲法には曖昧さと不確実性があり、混乱を招いている。ふさわしい新憲法策定には、全国民のための『一つの国、一つの法律』概念を優先する。
・現行選挙制度の変更が不可欠。比例代表制の長所を残しつつ、国会の安定性と国民の直接代表権を確保するよう変更する。
・全省庁・機関の無駄と汚職の根絶に措置をとる。将来的には、詐欺や汚職に関与した違反者に対し、地位にかかわらず躊躇せず法執行する。
・地域・世界的な課題を克服して経済を再生するには、新しい考え方の採用が必要。経済課題対応には既成概念にとらわれない発想が求められる。新政権の所掌は、この考えのもとで形成。
・新任閣僚と国務大臣に、権限下にある省庁や部門、機関を通じ、国民に迅速かつ効率的なサービスを提供するよう要請。従来の方法を続けるのではなく、迅速・効率的・便利なサービスの提供に新たな方法・技術的解決策が必要。
・各省庁・公共セクターによる政府目標の達成への進捗状況を管理する。目標達成に失敗した場合は、躊躇せず政策実施に必要な変更を加える。
・現在、ほとんどの国会議員は、当選後に国民を訪ねる本来の義務を怠っている。今後、閣僚や国務大臣、国会議員は、国民の問題の理解と解決のため、頻繁に国民を訪ねて期待に応えていく。
・人種・宗教・党派の違いに関係なく、国のためにすべての人が手を取り合う時が来た。繁栄する国家の建設のため、すべての人に友情の手を差し伸べる。
大統領は、農漁業に言及。
・新政権発足後、国内産業・企業保護のため、輸入制限を実施。再輸出用の輸出可能農産物と国内栽培可能な農産物の輸入を禁止し、国内農民を保護。
低金利と減税を企業に、無料の肥料を農家に与え、「生産経済」設立のために買取保証価格を設定。
・漁業分野での大きな進歩を目指す。海に囲まれたスリランカは、魚の輸入を止めるべき。漁師に新技術を与え、漁港を建設する。外国漁船の違法な海産資源略奪に歯止めをかける。
・大規模なゴムタイヤ産業・ゴム手袋生産を進めてきたが、原材料の国内供給が追いつかず、輸入原材料が高価に。ゴム工業者が国内産ゴムを活用できるようにする。
大統領は、ココナッツ栽培を支援、
国内でのオイル・パーム(アブラヤシ)の植林を停止すると演説。
・スリランカでは、ココナッツ農園所有者の政治的働きかけにより、国外からの植物油に高輸入関税をかけている。
・環境保護団体の一部は、環境への悪影響からアブラヤシ生産に反対。
ここまでの記事にない分野を抜粋。
【教育・医療】
・多くの学校で、教員・研究室・図書館・スポーツ施設施設・設備が著しく不足。経済貢献のため、理科や技術系科目の授業が必要だが、必要な基本的な設備がない。技術を磨く政府支出は将来への投資であり、これを解決する。
・地方農村部の病院では、人員も設備も不足。地域によっては、治療のために長距離移動が必要。無料医療施設提供し、この矛盾を解消する。
・アーユルヴェーダと土着医療システムを促進。多額の外貨で医薬品を輸入する代わりに、国内での医薬品製造を開始。また、医薬品輸入に付随する汚職も根絶する。そのために専属で大臣を任命。
【輸出・農業】
・経済再生には、国民中心経済が必要。省庁の編成では、国民の多くが影響を受ける農業・プランテーション・漁業・伝統産業などに特に注意を払って課題を設定。
・重要な目標は、国内経済強化と輸出収入増加。
・現在、茶・ココナッツ・ゴム産業からの収入は満足なレベルにない。
紅茶プランテーション開発事業を開始するとともに、中小紅茶プランテーションを支援。高品質紅茶製品の輸出を奨励し、セイロンティーの世界的なブランドを取り戻す。
・コショウやシナモンなどの輸出作物の生産を促進。高付加価値の農産物の輸出により、農民への安定した価格を提供し、外貨獲得機会を創出する。
こちら、政策演説の全文。
記事ベースでの抜粋紹介。
政治面では、統合・効率化・
目標設定・汚職撲滅などで
強いメッセージがある一方、
経済は自国保護・閉鎖の
面が強いかと思います。
この経済政策を長くは
続けられないと思うので、
長期のビジョンが欲しいかな、と。
中央銀行は、政策金利を据え置いた一方、
国民へのコロナ危機対策支援のため、
上限金利を、クレジットカード 18%、
当座貸越 16%、質入 10%に引下げ。
中央銀行によると、銀行・金融機関が提供した
債務返済モラトリアムの総額は
2兆ルピー(約 1.2兆円)超。
6か月間のモラトリアムは、
延長されない場合、9月に期限切れ。
モラトリアムは
いつまでもは続けられず、
9月で終わりの可能性も。
資金が一気に苦しくなる
個人・企業が出るかも。
中央銀行関係者は、
2020年に 0%の経済成長率を確保するには、
第4四半期に大幅な回復が必要だと述べた。
Pearl Energy (Pvt) Ltd 社は、
スリランカ投資委員会(BOI)と
「ハンバントータ LNG ハブ」の立ち上げに合意。
ハンバントータ港を年100万トンの
フローティング LNG 貯蔵設備として運営。
南アジア地域での LNG の利用拡大に道を開くインフラに。
WEBXPAY 社 は、安全で信頼性の高い
オンライン決済ゲートウェイを開発・提供。
・同社サービスは、デッドロック期間中にもさまざまなフィンテック手法を強化し、安全安心なオンライン決済手段を提供。銀行預金や代金引換よりもはるかに安全。
・スリランカのインターネットユーザー総数は1,010万人。うち 69% が 19~34歳のアクティブなインターネットユーザー。この層の人々はオンライン決済に移行。
・同社は、オンライン支払いの受入れ可能なすべてのビジネスに、広範な信用審査を行うプロセスを導入。加盟店と利用者の紛争を最小限に。
加盟店の活動は監視され、スリランカ中央銀行・国内銀行・Visa・MasterCardの規則に基づき、顧客データはペイメントカード業界(PCI)基準で認証されたプラットフォームに入力。
・同社 CEOは、「加盟店とその顧客のオンライン決済が安全かつ確実に行われるようにあらゆる予防措置を講じている。銀行預金はトレーサビリティが低いが、デジタル取引は取引の詳細を追跡可能で、トラブル解決に役立つ」と述べている。
まったくの偶然なんですが、
昨日、このCEOと出会った
んです。。。シンクロ。
スリランカのポリティカルニュース
新国会議長にアベイワルデナ氏を選出。
与党の国会役職者、
Chief Government Whip(フェルナンド高速道路大臣)はこんな人、らしい。。。
武闘派。。。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
ド迫力。
ストゥティ! (ありがとう!)
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