アーユーボワン!
空軍ヘリコプターで仏像輸送。
「あ、」とか言って落ちそうで怖いわ。。。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 1,950人(増減なし)、死者 11人(増減なし)。
昨日は新規感染者の報道なし、でした!
保健省サイトでの感染者数も 1,950人のまま。
8月1日からの国外旅行者受入れ再開方法については、
Spice Up さんのサイトでまとめてくれていますが、
・コロンボでの空港到着時に実施されるPCR検査に、
65米ドルの支払いが課される。
・検査結果判明まで、空港近くでの 24 時間待機が必要。
ビザ代 35米ドルに下げても、
総額は当初の 100米ドル、っちゅうことね。
スリランカのビジネスニュース
コロンボ証券取引所は、
「S&P スリランカインデックス 20」の構成銘柄 6社 を入替え。
3月19日から 3か月間禁止されていた、
国内銀行による「スリランカ国際ソブリン債」の購入を、
新たな米ドルの流入による購入の場合に解禁する見込み。
アマラウィーラ電力エネルギー大臣は、
セイロン電力公社(CEB)に、
低所得世帯への太陽電池の無料提供を指示。
インド政府の支援を活用。
大臣は、このプログラムにより、
低所得世帯が毎月の電気代を支払う必要がなくなると述べた。
スリランカとイランの間で、
「tea-for-oil」の取引への署名を協議中。
毎月最大 500万米ドルの石油購入支払いの
決済を、紅茶輸出で可能にするもの。
物々交換やるんですね。。。
コロナ危機の発生のなか、
2020年のスリランカの紅茶輸出量は、
昨年実績に近い 3億kg に達すると予測。
この輸出額は 約 13億米ドル。
政府関係者のインタビュー。
・紅茶市場での価格が 600ルピー(約360円)/ kg 超となることを期待。
・労働組合は、日給 1,000 ルピー(約600円)を要求。
組合の賃上げ要求は、長年にわたってセクターの生産性と成長を阻害。
スリランカの 1人当たりの収穫量は、18~20kg / 日。
インドが40kg、ケニアは60kgであり、生産性が低い。
・高付加価値品ではなく、バルク形式で輸出。
・世界の紅茶価格の急落と高生産コストの高さにより、
世界市場での競争力は低下。
・スリランカは、高付加価値の紅茶の輸出に力を入れない限り、
生産量を増やし、高付加価値品を高値で取引する
競合他社に市場シェアを奪われ続けるだろう。
スリランカ人ワーカー、賃上げの前に生産性を上げろ、と。
紅茶、その他農産品で高付加価値を進めないといけないですが、
そのためには労働者の質を上げていく必要。
国有の植林地 6,200 ヘクタールの松から
「オレオレジン」(オイル)抽出の入札を実施すると発表。
中国港湾工程(CHEC) は、来年、
コロンボ・ポートシティのビーチを一般解放する計画。
スリランカは以前より貧しい国となっている、との寄稿。
・スリランカの 1人当たりの所得は、
2018年の 3,968米ドル から 2019年に 3,741米ドルに減少。
2015年から 4ドル減少している。
・2019年 7月1日、世界銀行は
「スリランカは低中所得国から卒業、高中所得国に」と宣言したが、
半年もたたないうちに、再び「低中所得者層」の地位に戻っている。
・GDP成長率は、2015年の 5.0% から 2019年には 2.3% に低下。
世界銀行は、コロナ危機により世界経済の成長率を △ 5.2%、
スリランカも △ 3.2% と予測。
・スリランカ単独で平常の経済状態に戻っても、スリランカの経済回復という点ではあまり意味がない。コロナ危機後も、世界的な経済危機の影響を受ける。
この間に、金融・財政の刺激策や一時的な輸入規制を超えて、回復だけでなく離陸に備える必要。高成長を制約してきたこれまでの障害を取り除かねばならない。
食料品など必需消費品の価格が高騰。
国民の収入が減少する一方で、
砂糖、牛乳、野菜、家禽類などの食料品やその他必需品の価格が高騰。
経済団体関係者は以下を要因として指摘。
・政府が5月に導入した 26品目への特別商品税。
* 5月23日のニュース 参照。
特別商品税は、国内生産奨励のために輸入品に課された可能性があるが、国内農家は生産できておらず、結果として消費者が負担。
・ルピー安による輸入価格の高騰。
・供給・輸入元のインド市場は、コロナ危機の影響が強く、スリランカにも影響が出るだろう。
国民1人あたり所得が減少、食料品など消費品の価格高騰。
貧困層への打撃はこれから少しずつ出てきそうです。
スリランカのポリティカルニュース
スリランカの民主主義の現状について、良い状態ではないとの批判。
冒頭に、
「自由は個人主義的な概念。私たちはそれについて語り、それを非常に高く評価しているが、シンハラ語ではその意味を正確に表現する言葉がない。」
とあります。そうなのか???
・人種や宗教的差別とは別に、内政への軍の関与が増加。
・スリランカの社会は、大小を問わず集団で構成。
自分の集団外に敵意を持ち、頻繁にルールを破り、関係性に基づいてものごとが起こる。
政党も同じ。支持政党の悪行でも擁護。政権与党は必然的に野党に敵意。多数派が権力を握り独裁を生む。
・スリランカの民主主義は良い状態ではない。民衆は、政治や官僚の腐敗除去のために強い国家を求めるかもしれないが、国家の力に対抗するためには社会の強力な力が必要。この重要な点が見落とされている。
・社会の暗黙の了解のもとに国家による人種差別が蔓延する社会では、自由は欠落している。スリランカは独立後72年を経ても、進歩していない。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
なんかほっこりする。経済的にはムダ、なんでしょうけど。
ストゥティ! (ありがとう!)
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