アーユーボワン!
今日は大統領の 71歳の誕生日。
ハッピーバースデー!
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 1,950人(前日比 3人増)、死者 11人(増減なし)。
インドからコロンボ経由の飛行機でドーハに向かった
インド人が、ドーハ空港でコロナ感染者と判明。
そのままコロンボに戻され、コロンボの病院に入院。
経由ってややこしい。
インドに帰すわけではなく、
感染者とわかってて入国させるんや。。。
記事の最後、
「これがスリランカのホスピタリティ」
と締められています。
スリランカのビジネスニュース
既報の内容もありますが、
コロンボの鉄道交通 LRT プロジェクト関連ニュース。
・スリランカ政府によると、前政権下で開始された
日本の資金支援(22億米ドル)によるLRTプロジェクトは、
高コスト・低リターンだとして一時停止となった。
・グネワルダナ内閣報道官(大臣)は、
一時停止の決定は日本ではなく
スリランカ政府によるものであり、
2015年以前に当時の政府は日本と
より高リターンのプロジェクトを協議していたが、
前政府が不適切な事業にしたと述べた。
・パティラナ内閣共同報道官(大臣)は、
高コスト・低リターンとの判断に加え、
マーラベ〜ラージャギリヤ間の建物の取壊の必要があると述べた。
・コロンボ・フォート 〜 バッタラムッラ経由〜マーラベ間の
16駅・全長15.7kmのLRTシステムを 2024年までに完成する計画。
高架鉄道線路・駅・列車調達・電気通信・信号システムの設置などを含む。
コロンボ・フォート〜マーラベ間の所要時間を約30分に短縮。
同じくLRTプロジェクト、別記事。
グネワルダナ内閣報道官(大臣)は、
日本政府による資金支援(22億米ドル)による
LRTプロジェクトの一時中止を政府は決定したが、
マーラベ〜コロンボ間のLRT路線は
将来的に建設される予定であり、
より少ない費用と混乱での実現が可能と考えていると述べた。
LRTプロジェクトについて、この数日、いろんな報道が。
内情はわかりませんので、記事のご紹介のみ。
都市交通の重要案件。良い着地を。
首相は、中央高速道路の建設現場を視察。
当初 5年以内の完成予定で工期が遅延している
中央高速道路の完成を早めるよう契約企業に要請。
第二期工事における土地取得の遅れなどにより、
2019年 7月に予定されていた完成が遅延。
中央高速道路プロジェクトは、以下 4 区間で建設。
・カダワタ 〜 ミリガマ (37km)
・ミリガマ 〜 クルネーガラ (39.28km)
・ポトゥヘラ 〜 ガラゲーダラ (32.5km)
・クルネーガラ 〜 ダンブッラ (60.3km)
交通当局は、公共バス利用者向けモバイルアプリケーションの導入を決定。
アプリの利用により、スピード違反やトラブルの報告、
バスの運行位置・リアルタイム時刻表の把握が可能に。
黒煙をモウモウとあげて爆走するあのバスの
運行位置などがわかるようになる、ということでしょうか?
時刻表とか系統路線とか、どうなってるのか???
支払いなどにもサービスが拡大されると良いですし、
蜜の対策にも。
外出禁止令による、収入と購買への影響。
食品・生鮮品・医薬品などの備蓄量が増え、
オンライン購入が増えた一方、
特に日雇・現金収入の貧困層は収入減少に加え、
銀行・クレジットカードへのアクセスが難しいことから、
必需品の入手も困難に。
昨日のニュースで農村金融の記事がありましたが、
貧困層の金融アクセスは多くの課題があります。
コロンボ市内ではクレジットカード・デビットカードを
使うスリランカ人をよく見ますが、
それでも現金がまだ多い社会。
銀行口座開設が難しい貧困層向けの金融サービスは
社会的意義が大きいと感じます。
コロナ危機による鶏肉・卵の供給への影響。
・ロックダウン期間中、養鶏業者による鶏肉の販売がストップ。
この間、ヒナの生産・購入も止まり、今後の供給不足に懸念。
現在は備蓄されていた冷凍鶏肉が需要を満たしている。
・輸入禁止措置により、飼料となるトウモロコシの輸入もストップ。
これまでも一部の「マフィア」が輸入税により
スリランカ国内での飼料トウモロコシの価格は高止まり。
飼料の不足が鶏肉・卵の生産に影響。
・鶏肉輸出トップのブラジルがコロナ危機にあり、
輸出の機会を探れたはずだが、輸入禁止でこれも難しく。
「マフィア」との言い方される既得権益・ロビー層、
至るところで聞きます。
エネルギー(石油石炭)とかが筆頭。
輸入が多くて国内代替が進まないところには
背景にこの問題がある、ということなのか?
と思うようになってきました。
米とか小麦とかもなんかな???
エネルギー(ガス)大手、Laugfs Gas PLC が、
タクシー予約サービス大手 YOGO と提携、
ガスの宅配システム(詰替・新ボンベ)に
オンライン・電話注文プラットフォームを拡充。
Sri Lanka Telecom PLC のデジタルマーケティング部門、
SLT Digital Info Services Ltd は、
“SLT Rainbow Pages” のビジネスディレクトリ情報検索機能を
オンライン・オフライン両媒体で大幅に改善。
スリランカ版「イエローページ」がある、ということでご紹介。
昨日 6月19日のニュースでご紹介した、
大統領とEU各国大使の会談のなかで、
大統領は、より多くの外国の大学が
スリランカに進出できるよう大学法を改正中と伝達。
インド政府は、国内企業(特に製造業)保護のため、
中国などからの約300の製品に対して、
輸入関税引上げと貿易障壁の強化を検討中。
新関税システムは今後3か月中に発表される可能性。
主に、エンジニアリング製品・電子機器・一部医療機器などが対象のよう。
どの国も自国産業保護に。
スリランカとインドの FTA を前提に考えれば、
(製造業中心だと少ないかもしれませんが、)
スリランカから輸出可能な業種はチャンスかも。
スリランカのポリティカルニュース
与党 SLPP は、明日 6月21日(日)、大統領と首相が参加し、
北中部州アヌラーダプラで選挙キャンペーンを開始。
これに先立ち、大統領と首相は、聖地スリー・マハー菩提樹を訪問予定。
コロナ対策 & 総選挙!
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
週末だ、必要だ。すぐ寝るけど。
ストゥティ! (ありがとう!)
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