ニュースで知るスリランカ 〜 2020年6月14日

アーユーボワン!

4万8000年前にスリランカに住んでいた原始の人々が、
動物の骨から弓矢道具を作り、狩りに使っていたとの発表。
アフリカ以外の地域で、最も早く弓矢技術があったらしい。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 1,883人(前日比 3人増)、死者 11人(増減なし)。

平日も週末も、日中の外出禁止令が出ていない今週です。
6月14日(日)から、夜間外出禁止が 夜12:00 〜 翌朝 4:00 に緩和。
ノーマルに少しずつ。

野生動物・自然をエンジョイ! の国立公園も、
明日 6月15日(月)から再開。

スリランカ人権委員会(The Human Rights Commission of Sri Lanka (HRCSL)) は、
コロナ対策による外出禁止令は、違法に課されていたとの決定を発表。

同委員会は、法律に基づいて設置されている独立機関。
外出禁止令の根拠法令、施行過程などをチェックのうえの発表のよう。

スリランカのビジネスニュース

スリランカの 5月末の外貨準備高は、
前月末から 6.86億米ドル減少し、64.93億米ドルに。
3月末から 4月末は 3.5億米ドル減。

国内金融機関破綻をめぐって、ラクシュマン中央銀行総裁の発表。

私の在任中に、金融機関をこれ以上破綻させることはない。
 金融機関の健全性強化のためのチームを編成する。
・首相に、中央銀行監督下の全金融機関の安定性を確保すると約束。

Kida
Kida

記事中では、
「コロナ危機前の2018年・19年にも、
民間セクターの信用力や経済活動全体の低迷により、
銀行やノンバンクの金融機関の不良債権が増加していた」
と指摘しています。


ここ数日、金融行政・セクター改革には
大統領・首相から言及・指示があり、その一連の動き。

政府は、総額 1.91億米ドル(約 204億円)にのぼる
インド融資によるプロジェクト推進を承認。

中部マホーから北部オマンタイをつなぐ鉄道路線の改修
 (時速120kmでの鉄道走行を可能にするもの)
プロジェクトでは、
 2019年 4月に インド・Ircon Engineering との間で
 9,100万米ドル(約97.4億円)の契約が締結されているが、
 この時点までさかのぼって税金控除を承認。
・政府機関・低所得者向け住宅への 1億米ドル(約107億円)の
 ルーフトップ太陽光発電システム導入プロジェクトを承認。
 * 6月5日のニュースで紹介済のプロジェクト

5月23日の大統領とモディ首相との電話会談の中で、
 インド出資プロジェクトの加速で合意しており、その一環。
 *参考:5月25日のニュース

Kida
Kida

最近、インド関連のプロジェクト・ニュースが頻出しています。
電力エネルギー・交通などでインド企業が参画。

前政権のもとでストップ・遅延しているプロジェクト、として、
コロンボ港・東ターミナル への言及もあり、
こちらも動き出す可能性がありそう。

マヒンダ 〜 ゴタバヤ と続く ラージャパクサ政権にとって、
長期的インフラへの投資は最重要課題であり、
マヒンダ政権時のインフラ開発を振り返りながら、
コロンボ・ポートシティの開発を紹介。

多くの批判があったマヒンダ政権でのメガ開発プロジェクトは、
 その批判は誤りだと証明され、国の「救世主」となっている。

 ○ ノロチョライ発電所:電力供給を確保して国を救った。
 ○ 2つの高速道路:南部と空港への移動時間を半分に短縮、地域産業の開花をサポート。
 ○ 灌漑プロジェクト:農家に水を供給。
 ○ 鉄道:コロンボ 〜 ジャフナ間は最も収益性の高い路線網に。
 ○ マッタラ空港:乗務員交代やチャーター便利用で有名に。

スリランカの歴史の中で最も重要な開発プロジェクトの一つが
 コロンボ・ポートシティ開発。

 埋立地 69ha がスリランカの地図を塗り替える。
 2年近くの空白期間を経て、埋立てが急ピッチで開始。
 政権交代に伴い、南アジアで最も住みやすい都市の開発に
 向けて本格的に動き出している。
中国港湾工程(CHEC) がこれに 10億米ドルの投資をプレッジ。
 スリランカにとって過去6年間で最大の外国直接投資。
・最大の注目が、年末に建設工事が開始される国際金融都市。
 金融街には、中国、シンガポール、中東、香港に拠点を置く多国籍企業の進出を想定。
・中国「一帯一路」構想(BRI)の地理的要衝であり、
 魅力的なビジネスランドマークとなる。

Kida
Kida

もう無条件に絶賛してる記事。。。
ノロチョライとか、ほとんど故障中、とかの記事も出ますけど。。。
プロコン・評価はそれぞれあるので、
バランスよく理解していく必要があるなあ、と。

弊ブログで、以下関連記事をまとめています!
スリランカでレッツビジネス 〜 ポートシティ・コロンボ

昨年度債務の政府の未払いの影響により、
輸入が止まり不足していた肥料の供給が、まもなく再開。

一方で、モンスーンシーズンの間に耕作された
農地が、今年は 約 17,000ha 増加したと推定されており、
批判がある肥料の過剰利用と合わせ、肥料不足の懸念。

農業はスリランカGDPの 8%を占める。

Kida
Kida

「輸出クオリティ」で生産している農場・プランテーションもあり、
質と付加価値の向上にビジネスで貢献、広められると良いなあと!

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

マンガ読み放題!

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

タイトルとURLをコピーしました