アーユーボワン!
これ、ホントに。海外在住者の心の叫び。
コロナ前、日本一時帰国中にムスリムのスリランカ人と会ったとき、
ハラル等々の制約もあって東京でスリランカ料理屋に。
それはそれで美味しいのだが、
「せっかくの日本でスリランカカレーかよ。。。」
と思わざるを得ず。ナイショだよ。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:638,043人(前日比 1,206人増)
死者:16,024人(前日比 30人増)
スリランカのビジネスニュース
昨日2月21日(月)、
電力規制当局 The Public Utilities Commission of Sri Lanka (PUCSL) は、
全国の地域ごとに同日午後4時30分〜10時30分の間で2時間の計画停電を実施すると発表。
PUCSLはまた、今日2月22日(火)も、
午後4時30分以降に地域によって2〜3時間の計画停電実施を発表。
停電時間、2時間弱から延びてるな。
計画停電、なし崩しに毎日になりそうです。
避けられるトラブルは避けるよう、気をつけましょう。
2月21日(月)、コロンボ株式市場(CSE)は大きく下落。
主要 20銘柄から構成される S&P SL20 指数が前日終値から5%以上下落し、
市場取引はサーキットブレーカーを発動、午後に30分間取引を停止。
時価総額は1日で 3,150億ルピー(約1,575億円)減少。
大統領は、民間企業トップたちに、
国内産業に投資して国家建設に手を貸すよう呼びかけた。
・民間企業からは、カストゥーリ Hemas グループ CEO、大実業家ダンミカ・ペレラ氏、バレンドラ John Keells グループ 会長ほか、国内大手企業や銀行のトップらが出席。
・大統領は、再エネ、グリーン農業、テクノロジーパークなどへの大規模投資が外貨流出を抑制する大きなチャンスを開くと指摘。国内経済界の経営者による経済復興への努力を称賛。
・バシル・ラージャパクサ財務大臣は、国民の必需品の不足は発生しないと断言する一方、医薬品を除く必需商品の価格統制を解除した政府の決定を不当に利用しないよう、民間企業に促した。
・カブラール中央銀行総裁は、経済への根拠のないプロパガンダの反映によって国が外国投資を得る機会を失っていると主張。
・民間企業出席者は、他国がコロナウィルス感染拡大を抑えられないなか、政府のコロナ対策の有効性によって、輸出企業がコロナ禍のなかでも受注と納品を続けられたと述べた。
・また、民間企業出席者は大統領に、多くの若い学生が高等教育を受けるために国外へ出ているとして、頭脳と外貨の流出を防止する仕組みを要請。
記事に書かれていないだけで、
もっといろんな議論をしたはず、と信じたい。
こんな薄々の議論で終わってないよな。。。
スリランカの債務、インドと中国の関係について、日経英語版。
・スリランカは外貨準備高が激減して破綻の危機に瀕しているが、政府は国家の財政責任を果たすとして、外国債権者への支払いを進めて国際資本市場への復帰を遅らせる決意。
・地政学的なライバルの中国に対抗し、インドがスリランカの最後の貸し手として、数十億米ドルの資金救済を申し出ることになった。
・カブラール中央銀行総裁は、外国の金融機関や投資家をなだめて、戦略的立地の島国の信用維持を望んでいる。同総裁は日経アジアのインタビューに、「私はお金を払う決心をしている。それが私の仕事だ」と述べる。
・810億米ドルの経済規模のスリランカには、使用可能な外貨準備金は16億米ドルだけ。
1月の国際ソブリン債(ISB)5億米ドルの返済のほか、支払いや経常赤字補填に年間30億米ドルの資金が必要。
・同総裁は、前政権が低い経済成長のなかで100億米ドルのISBを乱発、対外債務を押し上げたと批判する。
同総裁は、国有資産の売却、観光業復活、出稼ぎ労働者からの外国送金など、債務以外による外貨流入に賭けている。「年間45億米ドルをもたらしていた観光収入がコロナ禍で途絶えたことが課題だった。観光が正常に戻れば、問題はかなり軽減される」と述べる。
・輸入経済で食料品、医薬品、燃料などの必需品の調達と支払に必要な米ドルの確保に、政府は必死で二国間援助を求めている。
インドが先んじて、4億米ドルの通貨スワップ、5億米ドルのアジア決済連合(Asian Clearing Union:ACU)の支払い延期、5億米ドルの燃料向けクレジットラインなどを提供。インドからの食料と医薬品の購入に向けた10億米ドルのクレジットラインも用意され、救済措置は24億米ドルに達する。
・ラージャパクサ政権は、33.8億米ドルの負債を抱える中国から寛大な救済措置を受けると公然と訴えてきた。シンクタンクによれば、6.8億米ドル以上は今年中の返済が必要。
しかし中国は、「スリランカが必ずや一時的な困難を克服して新たな大きな発展を切り開くだろう」と述べて非協力的な姿勢を示している。
・しかしカブラール中央銀行総裁は、「我々はどの国とも債務救済を議論したことはない」と述べる。
頼みの中国は当てにならず、インドが助ける構図、との分析。
いずれにせよ、二国間の短期支援では数か月の先送りだけで、
長期どころか中期の解決にもならず。
経済財政構造の改善に向けた国内改革の議論、政府内からはホントに出てこないです。
「賭けている」ってのはその通りの表現かも。勝てない賭けに見えますけど。
銀行大手 Hatton National Bank PLC は
2021年第四四半期(10〜12月)の決算を発表。
コロナ禍が続くなか、持続的な成長と収益性、資産の質の向上や強固な資本により全体として堅調だったと発表。
【四半期】
連結売上高: 前年同期比 8%増の359.3億ルピー(約179.7億円)
税引前利益: 前年同期比 18%増の66.1億ルピー(約33.1億円)
【通期】
連結売上高: 前年比 1%増の 1,357.1億ルピー(約678.6億円)
税引前利益: 前年比 31%増の 230.5億ルピー(約115.3億円)
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
人生いろいろ。
ストゥティ! (ありがとう!)
コメント