アーユーボワン!
外国人、一切入国できないんですもんね。
「出国から2週間以上かけて到着」。。。
すんなり移動してぇ。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:591,667人(前日比 436人増)
死者:15,119人(前日比 7人増)
1日あたり死者数は2021年4月28日以来の少なさ。
スリランカのビジネスニュース
大統領は、スリランカ訪問中の中国・王毅外務大臣と会談。
大統領は、債務返済のリスケ、中国からの輸入品への支払いに対する譲許的信用制度を要請。
王毅外務大臣は大統領の中国訪問を招請。
首相も王毅外務大臣と会談。
債務返済リスケの詳細も含め、
会談での議論内容はあまり情報が出てきていない現状ですが、
中国大使がブリーフしたこちら↓が重点の一つかな。
戚振宏(Qi Zhenhong)駐スリランカ中国大使は記者団に、
王毅外務大臣とスリランカ側指導者の間で、
自由貿易協定(FTA)と包括的な経済技術協力について良い議論がなされたと述べた。
・同大使は、スリランカ側が協議を止めているFTAについて、
「自由貿易は世界の流れであり、14億人超の中国市場への輸出が可能となる。スリランカはその独特の立地を生かして地域のハブとなることができ、製造業が発展すれば金融業もついてくる。
スリランカが輸出を拡大し、経済危機からの脱却が可能となる」
と述べ、交渉の再開に意欲を見せた。
・同大使によると、王毅外務大臣もスリランカ側指導者にFTAの議論を加速すべきだと説明した。
同大臣は、「スリランカ側のFTAへの疑問や懸念は提起が可能で、中国側はオープンで柔軟だ」と伝えた。
・同大使は、スリランカが過去にFTAによって他国経済から利用された歴史があると承知しているが、中国とFTAを結んだ中小国を含む全ての国は利益を得ていると断言できると述べた。
・当局関係者によると、中国側は当初から貿易品の90%を関税ゼロとするよう望んでいるのに対し、スリランカ側は半分を関税ゼロから始めて20年かけて対象を拡大したい意向。
スリランカ側はまた、10年後の協定の見直しを求めているが、中国側が同意していないという。
2018年にスリランカ側が、協定による経済への影響がまだ不明で時間が必要だとして交渉が行き詰まった。
・スリランカでは保護主義勢力が政治影響力を強め、輸入関税はこの15年で上昇。
インドは10年以上前からFTAの拡大を試みるが、スリランカ国内のビジネスロビー、労働組合、政治的動機のある野党が抵抗。現与党の SLPP もシンガポールとのFTAに強く反対していた。
同大使の発言、別メディアの報道。
同大使は、いかなる第三者も中国とスリランカの強い絆を挫くことはできず、
スリランカの外貨危機は一時的であり克服できると自信を示した。
【同大使の発言】
・スリランカは外貨危機を含む一時的な課題を克服できると自信を示す一方で、中国は「真の」友人として支援を続ける。2021年中、中国の中央銀行は100億元(15億米ドル)の通貨スワップ、中国開発銀行が20億元(5億米ドル)を支援。
王毅外務大臣の訪問中、コロンボでの低価格住宅2,000戸、保健関連分野の技術協力8億元(2億米ドル)などの協定に署名。
・王毅外務大臣はFTA交渉再開に意欲的。FTAによる14億人の中国市場の利用がスリランカに大きな利益をもたらす。低所得国のカンボジアが中国とのFTAで大きな利益を得た。
・両国首脳はコロンボ・ポートシティの「マリーナプロムナード」のオープニングを宣言。ポートシティにはすでに15億米ドルが投資され、今後グローバル企業がさらに150億米ドルを投資すると想定。フォーブス紙は将来的に影響力と重要性を持つ都市トップ5の一つに挙げている。
為替危機やデフォルトが懸念される新興国、
スリランカのほか、アルゼンチン、トルコ、ベネズエラでも株価が急騰。
そんなもんなのか。。。
国営 セイロン電力公社(CEB) は電力省に、
毎日2時間半の計画停電実施の許可を要請。
CEB幹部によると、
午前11時〜午後6時の間に1時間、
午後6時〜9時のピーク時に45分間を2回の停電を予定。
こんな状況↓で料理も大変ななか、
電気も止まるかぁ。
LPガス(LPG)購入に並ぶ長〜い列。
大実業家ダンミカ・ペレラ氏による
スリランカの外貨獲得策7案。
① バンダラナイケ国際空港近くへの高等教育地域の設置
・国際的認可を得た5大学を設置、各校に国内学生3万人と留学生2.5万人を受入れ
② 東南アジア各国のように格安航空会社の参入を促進
・観光客を増やすほか、コロンボを格安航空のハブ空港に
③ IT分野の認定資格付与を民間機関に開放
・国立大学だけが認定している ITやプログラミングの資格を民間でも可能にし、5年間で20万人のITスキルを持つ学生とその雇用を創出
④ ココナッツ産業の拡大
⑤ 世界クラスの医療ハブ地の開発
⑥ 海洋資源の活用
・衛星やGPSの技術・機器を用いた深海漁業により中小漁師を支援
⑦「ビジネスのしやすさ」ランキング上昇への対策
・新規投資への税制優遇を拡大、もしくは少なくとも維持
・同氏はまた、短中期で外貨収入を増加させる現実的で明確な信頼できる対策を政府が出せば、世界の投資家、企業、格付け機関の信頼は確実に向上し、スリランカの格上げにつながると強調。
狙いや期待獲得額は本文をどうぞ。
①と⑤は、スリランカ人がたくさん外国へ行ってお金を落としているものを国内に、さらに外国人を呼び込めるレベルに、と。長い目で見て教育はこの国に超重要ですし。
③や⑦は「政府がちゃんとやれば普通にできる」ってところでしょうか。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団 の代表団がスリランカを訪問。
大統領、首相ほか要人と面会。
保健、金融包括、農業の各分野での
デジタル化を通じたスリランカの社会課題への取組みを議論。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
公務員の鏡。
ストゥティ! (ありがとう!)
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