アーユーボワン!
来年2022年のカレンダー。お休み一覧。たっぷりお休みあそばされる。
日本🇯🇵は今日でお仕事納め、が多いんでしょうか?
良いお年をお迎えください。
休みが多い🇱🇰ですが、年末は31日まで通常営業(のはず)。
カレンダー右上
「効率的な公共サービスを通じた国の繁栄を」
(A Prosperous Nation through the Efficient Public Service)
とあるんですが、ギャグなのか。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:584,107人(前日比 458人増)
死者:14,901人(前日比 17人増)
スリランカのビジネスニュース
中央銀行は、銀行に課す受取外貨の売却義務付け対象割合を、
これまでの10%から25%に引上げ。
【参考】2021年3月19日のニュース
・銀行は、以下で受け取った外貨のうち25%の中央銀行への売却を義務づけられる。
- 出稼ぎ労働者からの外国送金
- 輸出による外貨収益のうち、ルピーへの変換が義務付けられた額の残額
- ルピーに変換する一般市民が保有する外貨
・銀行が提供できる外貨がさらに減少することに。
大統領は報道陣に対し、
コロナ禍により自身の任期の最初2年間を失ったものの、
残り3年間で政策声明「繁栄と輝きの展望」構想を成し遂げる自信があると述べた。
【大統領の発言】
・地方経済活用による輸入減、再エネへの迅速な転換、環境に優しい持続可能な農業などが優先事項。
これらの3分野は、課題はあるがかなりの進展があり、今後3年間で構想を完全に実現する決意。
・コロナウィルスの世界的大流行は、自分や政府の手には負えないものであったが、政府によるワクチン接種の成功により、死者や感染者の数を見ると深刻な被害を回避できた。
・コロナウィルスの感染状況はコントロールされ、経済、観光、外貨準備の回復見通しは改善。
クリスマスには、1日あたり5,000人近い観光客が到着。12月の観光客数は、コロナ危機後最高の75,000人に達する見込み。
・就任当時の外貨準備高は約70億米ドルだった一方、歴代政権が残してきた返済債務は年間60億米ドル。
誰も予測できなかったコロナ危機が発生し、2年間にわたる観光業の壊滅で100億米ドルの外貨収入を失った。加えて出稼ぎ労働者からの外国送金も減少、輸出もコロナ禍の最初の数か月は不振に陥った。
・外貨節約に、自動車など不要不急品の輸入を禁止、国内生産が可能な品目の輸入も制限。
この対応からサトウキビ農家や製糖工場、酪農家、小規模農作物生産者などは恩恵を受けている。また、タイルや衛生陶器の製造を始める企業も増加。
国内製造に有利な環境が整っており、国内企業が生産量を増やさねばならない。
・政府の政策と民間部門の回復により、輸出額は過去最高に。
・稲作農家は、肥料の無償提供や買取保証価格の引上げなどの政策から大きな後押しを受けた。稲作農家は大きな利益を得ているが理解されていない。
コメを輸入せざるを得なかった原因は市場の混乱。
・有機農業への転換当初、初年度に30%、次年度に30%と段階的に進める計画であったが、農業関係者が誤解するなどし、全面禁止に向かった。
農業当局の協力が不十分。持続可能な有機農業に取り組み、農民への啓蒙や農業当局の支援により実現する。
・石油輸入に毎月3.6億米ドル、石炭輸入には年間30億米ドルを費やしている。国として石炭発電所をこれ以上建設しないと世界に約束し、化石燃料使用を減らして段階的に石炭発電所を廃止する。
・再エネは未来であり、関係者や当局を適切に啓蒙する必要がある。
・メディアは国を発展させるために重要なステークホルダーとして積極的な役割を果たす必要がある。
一方、メディアには政府内の腐敗や怠慢を明らかにする自由がある。
ムリのある主張もありますが、
結果で見せてもらうしかないですねぇ。
ここまでひどいことになったので、
「いっそのこと思い切ってやるしかない」
で良い方向に向かうか、
変わらずズルズルと何も決まらないままいくか。
金融財政で中長期の骨太政策が出てこないと厳しいかなぁ。
大統領は外貨危機について、
まもなくインドや中国などとの二国間協定の実現、他の資金流入と合わせ、
30億米ドルを超えて危機が緩和されると楽観的な見方を示した。
大統領はまた、コロナ危機と観光収入100億米ドルの喪失のなか、
この2年間で120億米ドルの債務を返済していると述べた。
大統領は、
ユガダナビ発電所のアメリカ New Fortress Energy Inc (NFE) との取引に政府内から反対する
ウィーラワンサ産業大臣、ナナヤッカラ水供給大臣は、ガマンピラ・エネルギー大臣を強く非難。
【参考】2021年10月30日のニュース
【大統領の発言】
・閣僚は政府と連帯責任を負う。建設的な批判は歓迎するが、閣僚全員がチームワークを忘れないことが重要。
・集団で責任を負うなか、決定に異議を唱えるのであれば、まず内閣を辞さねばならない。
この2つ↑↓、政治として要注目。
大統領は、ジャヤスンデラ大統領府長官の辞任を承諾。
閣僚の一部から、同長官に接触ができない一方で、現在の経済的混乱の責任が同長官にあると批判されていた。
大統領は同長官を擁護し、特定の人物を選んで批判するのは適当ではないと述べた。
後任には、
・セナラート首相府長官
・ディッサナヤケ・マハウェリ開発長官
・ヘッティアラシチ観光長官(大統領が国防長官時代の国防副長官)
などが有力視される。
ガマンピラ・エネルギー大臣は、
東部のトリンコマリーの石油備蓄庫について、
1月中にインドと共同開発契約を締結したいと述べた。
・政府は2003年に、トリンコマリーの石油タンク99基をインド系石油企業 Lanka IOC PLC (LIOC) に35年間リース。同社は現在、15基のタンクしか使用していない。
・同大臣は今年10月に国会で、1987年の二国間協定により、トリンコマリーの石油タンクはインドの支援によってのみ開発できると述べている。
【参考】2021年2月18日のニュース
2021年10月8日のニュース
【同大臣の発言】
・インド政府と16か月間交渉を続け、条件確定に大きく近づいている。1か月以内に協定に署名したい。
・「この石油タンク開発がインド政府によるスリランカへの緊急融資と通貨スワップへの同意の条件だった」との報道や憶測を全面的に否定する。資金援助を求める以前からこの協定の交渉を開始しており、何の関連もない。
在スリランカ中国大使館は、
中国・習近平国家主席から大統領に新年のお祝いが送られたと発表。
両国間では最近、
中国製有機肥料からの有害細菌検出と賠償、
駐スリランカ中国大使の北部州ジャフナ訪問など
注目を集める出来事が発生している。
【参考】2021年12月14日のニュース
2021年12月18日のニュース
1月8日(土)〜9日(日)、
中国・王毅外務大臣がスリランカを訪問予定。
外貨不足、外国投資欠如、格下げなど困難に直面するスリランカは中国の支援を期待。
コホナ駐中国スリランカ大使は、
この訪問で多数の大口の中国投資がもたらされる可能性があると述べた。
弱ったスリランカを巡って
中国、インド、アメリカの駆け引きが見えますねぇ。
スリランカ外務省は、
在ナイジェリア大使館、ドイツとキプロスにある領事館の閉鎖を発表。
外貨節約のため。
西部州で運行するトゥクトゥクにメーターの設置を義務付け。
1月15日(土)から。
Toyota Lanka (Pvt) Ltd と LOLC General Insurance Ltd は
共同での保険パッケージ「InsureX」の発売を発表。
両社の顧客に自動車保険を提供。
スリランカのポリティカルニュース
キャンディの 仏歯寺 のツイッター。
12月27日(月)、水越大使のご訪問を受けたとツイート。
ウィキペディアを丸パクリすると、
仏歯寺はお釈迦様の歯が納められている
由緒あるとっても大事なお寺。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
いろんな意味で危ない世の中になった。
ストゥティ! (ありがとう!)
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