アーユーボワン!
明日11月17日(水)から当面の間、
弊ブログの更新が不規則になる見込みです。
ご承知くださいませ。
優しさなんですが、大丈夫なのか???、
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:552,274人(前日比 732人増)
死者:14,016人(前日比 21人増)
スリランカのビジネスニュース
ガマンピラ・エネルギー大臣は、
深刻な外貨不足のなかで食料品や医薬品の輸入に外貨を回すため、
サプガスカンダ製油所の操業を50日間停止すると発表。
【同大臣の発言】
・同製油所での精製品は、発電所で使われるファーネス油とナフサが37%、ジェット燃料が19%で、これらで過半を占める。ガソリンと軽油は43%で比較的少ない。
・最近の豪雨により水力発電量が増加しており、電力省はファーネス油を必要としていない。
航空機では短距離便はコロンボからの燃料をそう必要としない。
・原油輸入に代わり、限られた外貨をガソリンや軽油、医薬品、ガス、その他必需品の輸入に使う。
外貨不足がいろんなところで影響。
トゥクトゥク車内からで写真を撮れなかったのですが、
午前中、市内のガソリンスタンドには並ぶ列ができてました。
11月12日(金)に発表された2022年度予算に対し、
グローバル企業のスリランカ法人幹部は懸念を表明。
① Standard Chartered Bank
・財政赤字削減に向けた政策は素晴らしいが、機関投資家は中期的な計画を聞きたい。発表された増税は短期的対策。
・190億米ドルと野心的な輸出目標額を掲げているが、2022年度予算は外国直接投資(FDI)や輸出拡大よりも農村開発に重点を置いている。
・市場は、中央銀行が発表した短期ロードマップとのリンクを予算に期待していた。長期的な資金獲得計画は不可欠であり、これが滞れば為替問題につながる。国外からの資金調達をどう行うか、具体的なスケジュールが示されず、信頼性に深刻な懸念が生じた。
・政府は国内資金に依存せず、長期的な国際資金の調達先を開拓すべき。
② コングロマリット A. Baur & Co. Ltd
・政府が政策と質を国際基準に合わせることができれば、スリランカはより魅力的な国になる。
・(同社は肥料販売部門を持つことから、)有機肥料への移行は、政策声明「繁栄と輝きの展望」では10年間で段階的に行うとあるが、政策の実施状況や方向性は不明確で投資家は混乱している。
・有機農業への移行を歓迎しつつも、投入物の全体像とトレーサビリティのカバーに調和ある政策が必要。
③ タイヤ製造企業 CEAT Kelani Holdings (Pvt) Ltd
・輸出主導の経済成長を支援するため、市場アクセスを拡大しつつ、FDI誘致に毎年の予算ごとに変更されない政策の明確性と一貫性を求める。
④ コンサルティング PwC
・現時点では、予算での歳入への提案は政策の形。ナレッジハブ構想やテクノパークなどほとんどは来年中には実現しない。実施プロセスでは仲裁センター設置や法的枠組みの構築など、多くの準備過程が必要になる。重要な点は、これらの政策を途中で放棄せずに継続すること。
いずれの意見も極めて真っ当。
「中長期の計画を持って、方向性を定めて、一貫した政策で予測可能性を持たせて、実現まできっちりやってください」と。
国営 スリランカ航空 はリチャード・ナタール氏を COO に任命。
同氏は、サウジアラビア航空、航空連合スカイチーム、ロイヤルヨルダン航空、バーレーン航空、ケニア航空、フィリピン航空などで経営トップや幹部を歴任した航空業界のスペシャリスト。
たぶんイギリス人。
巨大赤字の国営航空会社が経験豊富な外国人を経営トップに。
国営銀行 Bank of Ceylon (BOC) は、2021年第三四半期(7〜9月)の決算を発表。
コロナ危機の影響で経済が低迷、ポートフォリオの質が継続的に低下しているなか、ファンドと手数料の収入が増加。
連結売上高: 前年同期比 17%増の 763.7億ルピー(約381.9億円)
税引前利益: 前年同期比 9%減の10.4億ルピー(約5.2億円)
国内最大の民間銀行 Commercial Bank of Ceylon PLC は、2021年第三四半期(7〜9月)の決算を発表。
同行社長は、利ざや、総資産利益率、株主資本利益率を向上させながら、2021年第三四半期末で前年通期業績を上回ったことは注目に値すると発表。
連結売上高: 前年同期比 4%増の401.2億ルピー(約200.6億円)
税引前利益: 前年同期比 77%増の110.6億ルピー(約55.3億円)
銀行大手 National Development Bank PLC (NDB) は、2021年第三四半期(7〜9月)決算を発表。
コロナ危機の困難な状況下で、金利手数料収入の増加や効果的なコスト管理などで収益性を維持。
連結売上高: 前年同期比 1%増の160.4億ルピー(約80.2億円)
税引前利益: 前年同期比 31%増の25.2億ルピー(約12.6億円)
銀行大手 Sampath Bank PLC は、2021年第三四半期(7〜9月)の決算を発表。
連結売上高: 前年同期比 3%増の 274.3億ルピー(約137.2億円)
税引前利益: 前年同期比 80%増の 32.9億ルピー(約16.5億円)
大手銀行の四半期決算をザザッと。
国営と民間の利益の差が。。。
コングロマリット Softlogic Holdings PLC は、2021年第二四半期(7〜9月)の決算を発表。
外貨危機による輸入規制やロックダウンの影響のなか小売部門が伸び、ヘルスケアや保険が業績を牽引。
連結売上高: 前年同期比 29%増の 281.0億ルピー(約140.5億円)
税引前利益: 前年同期比 263%増の 14.3億ルピー(約7.2億円)
*前年同期は損失を計上
コングロマリット Aitken Spence PLC は、2021年第二四半期(7〜9月)の決算を発表。
海運貨物や再エネ、プランテーション部門の業績が伸び、観光レジャー部門も回復を見せた。
連結売上高: 前年同期比 50%増の 100.8億ルピー(約50.4億円)
税引前損失: 前年同期比 156%増の 7.3億ルピー(約3.7億円)
*前年同期は損失を計上
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
肝に銘じます。
ストゥティ! (ありがとう!)
コメント