アーユーボワン！
大統領は国連総会出席のアメリカ出張から帰国。
家族が住む🇺🇸滞在中の一コマ。初孫ちゃんと初対面、だったそうです。
寝グセもそのままで優しい笑顔ですねぇ。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者：522,002人（前日比 784人増）
死者：13,142人（前日比 40人増）
20歳以上の人のコロナワクチン接種状況。
80%が2回完了、98%が1回完了。
スリランカのビジネスニュース
大統領は、スリランカを訪問中のシュリングラ・インド外務長官と会談。
大統領はインドとの関係強化に前向きな姿勢を示し、スリランカ経済にはインド巨大企業の助けが必要で投資にオープンだと強調。
【大統領の発言】
・両国が合意した決定については、両国の国民にメリットとデメリットを丁寧に説明し、大多数の同意を得ることが必要。
・1960〜70年代には両国間に友好関係が存在しており、その再構築が必要。両国関係をより高次に引き上げるため、短期長期のステップを正しく認識すべき。
・漁業者が直面している長年の問題は、漁師が得るはずの正当な利益を提供することで解決可能。
・両国間の貿易不均衡を早急に解決する必要がある。
・ジャフナ要塞を解放した経験から、内戦による行方不明者や未亡人の問題など、内戦が残した結果を十分に理解している。
・スリランカを離れたタミル人が帰国できる環境を作りたいと考えており、国連総会では国外在住のタミル人に政府の取組みへの支援を率直に呼びかけた。
・北部と東部を開発する政府の最近の政策を説明。内戦中に治安維持を目的に取得した土地の90％以上を解放し、行方不明者の家族への補償を実施。内戦による諸問題の解決を急ぐ。
・両国の地理関係を明確に理解しており、インドの安全保障に脅威を与えるような活動にスリランカを利用することは許されない。対中国関係でインド側が疑念を持つようなことはない。
・スリランカへの投資機会に包括的な環境が整えられ、インドの投資家にもオープン。
・東部トリンコマリーの石油タンクを巡る問題を、両国に有益に解決するよう担当大臣に指示。
・両国の観光業の拡大、インドでのスリランカ軍兵士の訓練強化、両国間での電力融通を協議する。
・モディ・インド首相のスリランカへの公式訪問を招待する。
同外務長官はスリランカ訪問中、
両国が協力して浮き沈みの激しい二国間関係を深めることが重要だと述べた。
・スリランカが投資や融資の拡大を求めて中国に接近。外交筋や専門家によると、インドは中国の影響力の増大がインド洋地域の脅威になると懸念しており、インドがスリランカとの緊張した関係を修復しようとしての発言。
・同長官は、インド系タミル人が多く住む丘陵地帯での1,235戸の住宅開発を発表。
スリランカ滞在中、中部キャンディで仏歯寺院を訪問、東部トリンコマリーでインド系石油企業 Lanka IOC PLC (LIOC) が管理する石油タンクを視察、タミル人が多い北部ジャフナを訪問。
【参考】2021年2月18日のニュース
・同長官の今回の訪問は、中国が支援するコロンボ・ポートシティでの高層ビル起工式を前に行われた。
・コロンボ港東コンテナターミナル（ECT）開発、LNG開発、トリンコマリー石油タンクなどの取引の中止や遅延がインドを悩ませている一方、数百万米ドル規模のインフラプロジェクトのほとんどが中国に認められている。
・トリンコマリー石油タンクについては、スリランカ側が未使用タンクの一部を返還するようインドに要求。また、インドに使用権を譲渡予定だった南部マッタラ空港のプロジェクトも中止していた。
中国との関係によって、インド関係が大きく影響する状況がわかります。
大統領との会談での記事からは、タミル人の問題がインドにいかに重要かが読める。ほかの国との記事は経済関連がほとんどのなか、インドだと過半がタミル人と内戦。大統領の発言もそうなんでしょう。
日本もいろんな遅延と中止をくらってますが、隣国インドも相当。お国の約束が守られないなら、民間は言わずもがな。。。
大統領はスリランカ訪問中の アジア開発銀行（ADB） 横山謙一 南アジア局長と面会。
ADBは、スリランカへの譲許的な融資を昨年の 7.5億米ドルから来年は10億米ドルに引き上げると述べた。
・大統領は、コロナワクチンの接種とコロナ対策への取組みを説明。
・大統領はまた、再エネに移行し、有機肥料を活用する政策を伝え、有機肥料生産への技術支援と農村人口の90％を占める農業従事者の生活水準と収入の向上への支援を要請。
外務省によると、中国五大旅行会社1つ Caissa Travel グループ は駐中国スリランカ大使に、渡航制限の解除後に中国人観光客100万人をスリランカに送客すると確約。
中央銀行によると、
政府歳入に占めるスリランカの返済利息の割合は、2019年の47.7%から2020年に72%に上昇。歳入比での利子の割合が最も高い国に。
段ボール包装の製造販売 Ex-Pack Corrugated Cartons Ltd が新規株式公開（IPO）を開始。10月22日まで。
【参考】2021年9月10日のニュース
リース・ファイナンス金融 Lanka Credit & Business Finance Ltd. (LCB Finance) が、新規株式公開（IPO）により コロンボ証券取引所（CSE）に上場へ。
株式15.82％を公開、5億ルピー（約2.5億円）の調達を計画。
コメの小売価格統制と上限価格の廃止を題材に、価格規制の弊害を主張する寄稿。
・政府は必需品の小売上限価格に従わない業者への罰金引上げを決定、法改正をしたが、価格規制を遵守し他のはフォーマルセクターの大規模生産者と大規模小売業者のみで、インフォーマル市場や小規模小売業者は規制を無視。
・この過程で消費者保護当局は、小売業者や卸売業者に在庫を当局に報告・登録するよう求めた。
この規制は、新規企業の参入を阻んで競争を抑制する可能性があり、市場競争の障壁となる恐れがある。競争により、効率的な企業が参入成長、非効率的な企業が縮小・撤退、技術革新により価格低下と消費者の選択肢拡大につながるが、価格規制とそれに伴う在庫管理により、価格高騰と消費者の選択肢減少という正反対の結果をもたらす。
・市場経済において価格は需要と供給に影響を及ぼすが、価格統制がこれを歪める。価格が解決する根本的な経済問題を、統制が悪化させる。
・価格統制により低品質の商品が拡大する。業者は規制価格に近い価格で供給するため、規格外の製品を輸入する。
・その場しのぎの規制はサプライヤーのコスト構造を歪める。昨年11月に政府が、砂糖、大タマネギ、ダール、魚缶詰に関税減によって上限価格を課した際、業者は在庫を税改正前にはるかに高い価格で購入していたため、多額の損失を被るとして高価格での販売を継続。
・価格統制は政策の不確実性をもたらす。将来のルールや規制の予測が不透明になり、結果として消費者が犠牲となる。
・スリランカは、競争コストを増加させる政府の介入を早急に見直す必要がある。安定と成長の実現は、自由で責任ある市場による。消費者当局に認められている市場価格規制権限の改正が必要で、その任務の再検討も意義がある。
ほんこれ。その場しのぎのパッチ当ての規制連発、のこの2年。
昨日のニュースでは大統領府長官が、コロコロ変わる税制、そのいい加減な運用、まずが現行制度をキチンと活用運用すべき、と話した記事がありましたが、物価統制もロックダウンも同じか。誰も守らないし、それもほっとかれるって。。。
輸出クオリティの武器を作るためにも、自由競争を徹底することがまずスタート、でしょうか。外国人からみると歪みだらけの社会経済ですが、政府や国営企業がこんだけある国で慣れてしまうと、こんなモンなんでしょうねぇ。
スリランカのポリティカルニュース
10月21日（火）から一部小学校を再開。
生徒数200人以下の3,000校で、1〜5年生を再開。
人生にはムダも必要、な情報（今日のムダ）
異次元の飛沫になりそう。
ストゥティ！ （ありがとう！）
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