スリランカ中央銀行発表 〜 対外セクター概況(2021年6月)

アーユーボワン!

中央銀行は、2021年6月の
輸出入、外貨獲得状況、
為替レート変動の概要を報告する

「対外セクター概況」を発表。

中央銀行プレスリリース。
【参考】External Sector Performance – June 2021

概要&和訳↓。

【概要】

2021年6月の貿易収支は6.52億米ドルの赤字。前年同月の 1.61 億米ドルの赤字から拡大。前年同月比で4か月連続の赤字拡大。
 輸入額は前年同月比+57.2%の16.6億米ドル、輸出額は同比+12.6%の10.1億米ドル。

2021年上半期累計の貿易赤字は、前年同期比▲32.3%の43.2億米ドル。
 輸入額が前年同期比+30.5%の100.2億米ドル、輸出額は同比+29.1%の57.0億米ドル。

(1)輸出入
輸出額は前年同月から改善。
 前年同月比で、工業製品全般で増加、農産品はほぼ同額。

輸入は前年同月から大幅に増加。
 石油輸入が減少したほかは、消費財、中間財、投資財の全主要カテゴリーで増加。
(2)観光客、国外送金

・出稼ぎ労働者からの国外送金は前年同月比▲16.4%の 4.8億米ドル、減少。
 2021年上半期累計では、前年同期比+11.6%の 33.2億米ドル。

・2021年6月の観光客数は 1,614 人。
 2021年上半期累計では16,908人(前年同期:507,311人)。
(3)外貨、為替
2021年6月末の総公的準備金は 41億米ドル、輸入の2.6か月分をカバー。
 総公的準備金と銀行セクターの外貨資産を合わせた総外貨資産は、68億米ドル、輸入の4.5か月分をカバー。

・為替レート(*公式)はおおむね安定。6月のスリランカルピーの対米ドル為替レートの下落は 0.8%。
 2021年初めから8月13日の間、ユーロ、英ポンド、日本円、豪ドル、インドルピーに対して下落。

【中央銀行プレスリリース和訳(仮訳)】
あくまでも筆者作成の仮訳であり
 翻訳の正確性や内容には

 一切の責任を負いません。

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